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伊勢佐木長者町で体験! “和太鼓のレジェンド”たちによる体験レッスンで「太鼓の達人」は上達するのか?

ココがキニナル!

伊勢佐木町に出来た和太鼓のスクールが気になります。ここで講習を受けたら、「太鼓の達人」でハイスコアが出せるようになるでしょうか。(nobaxさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

和太鼓スクールHIBIKUSの体験レッスンは無料とは思えない内容。詳細は本稿にて。太鼓の達人は上達しない

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ライター:カメイアコ

年末、川崎大師でご祈祷を受けた時に、和太鼓とお経のミックスって格好良い! と感嘆しました。
今回キニナルに「和太鼓の体験レッスンを受けてきてほしい」という、なんともタイムリーな依頼を受け、はい、喜んで! と某居酒屋の店員さん並に張り切って返事をしたところ、「体験前と後に『太鼓の達人』もお願いします」という羞恥プレイ付きでした。世の中うまいこといかないものですね。



和太鼓のレッスンで、太鼓の達人は上達するのか・・・



「和太鼓のレッスンを受けて、太鼓の達人が上手くなるか試してほしい」

いやーさすがに上手くならんでしょ。と、イセザキ・モールにあるゲームセンターで、編集部・大日方に遠回しにやりたくないオーラを出すと、「いやぁ、分かんないですよぉ。なるかもしれないっ!」とへらっとかわされる。

 

前から思っていたけど、かわし方うまいよね・・・

 
ゲームセンターでゲームするって、高校生以来だし、しかも太鼓の達人って、なぜか入口すぐに置いてある確率高いよね!!! 視線がキニナルよ!! バ○ダイ○ムコさん!!

きゃりーぱみゅぱみゅの『ファッションモンスター』のレベルむずかしいをプレイ(初回にレベルかんたんでやったところ、あっさりクリアできたので)。ていうか、なんでこの曲!?  ねぇ、どうしてなの!!(編・大日方のチョイス)
 

しばし、お付き合いくださいませ

 
結果はゲームクリアならず。何が難しいって、連打の時に腕が思うように動かないし、リズムが早くて叩ききれない。
 


「失敗・・・」って

 
クリアできなかったこともちょっとへこんだが、「ふぁっしょんもーんすたー」って流れる度に、ちょっとずつ瀕死に近づいているような気がした。



気を取り直して、和太鼓スクールHIBIKUS横浜へ!


 


横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅4番出口


徒歩10秒という好立地


HIBIKUSとは、響く「HIBIKU」と私たち「US」の造語

 
HIBIKUS(以下:ヒビカス)横浜は、太鼓・和太鼓・神輿の製造販売を行う「株式会社宮本卯之助(みやもとうのすけ)」が運営する和太鼓スクールで、2014(平成26)年5月にオープンした。一流の講師陣がそろい、初心者から経験者まで、年代も3歳以上からと幅広く指導を行っている。生徒数は現在約400名で、女性会員が多いという。
 


一流の講師陣によるレッスンが魅力

 
講師には、1981(昭和56)年から活動を始めた太鼓芸能集団「鼓童(こどう)」設立に携わった近藤克次(こんどう・かつじ)さん、和太鼓グループ「TAO」に所属していた政所和幸(まんどころ・かずゆき)さんなど、和太鼓界をけん引し、現在も一線でご活躍されている豪華な顔ぶれだ。
特に、近藤先生は、同じ先生方からも和太鼓界の“レジェンド”と称されるほど、一目置かれた存在。

そんな先生方に、指導してもらえるなんてすごいよね、と編・大日方に話を振ると、「1つの音楽のジャンルを確立したという意味では、ビートルズに教えてもらっているようなもんですからね」と言われて、妙に納得してしまった。
 


お話を伺った斎藤広之(さいとう・ひろゆき)さん

 
斎藤さんは、ヒビカスに練習をしに来たときに偶然知り合った近藤先生から推挙してもらったご縁から、現在はヒビカスの講師として、多くの生徒さんの指導にあたる。宮太鼓、大太鼓、かつぎ桶など、さまざまなプレイを得意とする。

「浅草に同社経営のスタジオがあるのですが、横浜にもレッスン場が欲しいという声もあり、ヒビカス横浜を開校しました。初級から中級、専科クラスを持ち、常駐する講師もいます。レンタルスタジオは生徒さん以外の方も利用できるので、練習場を探している方にも好評です」と斎藤さん。
 


内装は清潔感があって、フリースペースのデザイナーズチェアが現代的

 
「本スクールでは、基本を重視しつつ、まずは気軽に参加いただいて、日本文化に触れるきっかけづくりをさせていただきたいというのがモットーです。例えば洋楽器ですと、スコアがあって、コードや音符の読み方を覚える作業があると思いますが、太鼓にはもともと楽譜は無くて、師匠やその土地の人から伝えられてきた『生きた』ものなんです。頭で覚えると言うよりは、体で感じることを大切にしています」とのこと。

そんな奥深い世界だったとは夢にも思わなかった。和太鼓以外にも日本の伝統芸能を体験できるワークショップなども開催しているので、興味のある人はぜひ。
 


初心者でも、ヒビカスで何でもそろうから始めやすい!

 
初期費用として、入会金1万800円と教材費(バチなど)4000円。初級クラスの月謝は月2回2時間のレッスンで1万800円だ。

太鼓を叩く“バチ”も檜(ヒノキ)、樫(カシ)、メープルなど、木の種類や太さもさまざま。一つのバチで一曲終えることもあれば、演奏中に持ち変えて、変化を加えることもあるそう。
 


体験レッスンをご担当くださる政所先生(左)が登場


あら、お二人とも足袋ですね!

 
「そうなんです。演奏する時に、足を開いたり、構えたりすると、普通のスニーカーだとくるぶしあたりが引っかかってしまって、思うように動けないんです。足袋だと柔らかくて、踏ん張りも効くので、愛用しています」と、身近な存在なのに、実は何も知らなかった和太鼓の世界にもう興味津々だ。
 
 
講師の皆さんは、「太鼓の達人」が上手?・・・キニナル続きは次のページ≫