たまごかけご飯専門店、瀬谷の「たまごcaféごはん」に突撃!
ココがキニナル!
瀬谷駅前にたまごcafeごはんというたまごかけごはんを中心にしたcafeがオープンしました。ぜひ、食レポお願いします。(もまさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
500円で定食が食べられるコスパ最高のカフェ。卵のおいしさはもちろん、それに合うしょうゆにご飯、さらにみそ汁や煮物などの付け合わせまで美味!
ライター:酒井 明子
生卵だけではなかなかおいしいと思わないのに、それをご飯に乗せてしょうゆをたらし混ぜる・・・それだけでスペシャルになる不思議な料理だ。
個人的にはものすごく好きで、お腹を満たすこともしばしば。大好物の専門店なので楽しみなのだが、しかし卵かけご飯がメインって食べ応えはあるのかな? と思ったり・・・。
さっそく取材へ行くしかない!
オープンしたばかりのNewショップ
瀬谷駅から徒歩1分、目的地はすぐに見つかった。和のイメージの強い卵かけご飯だが、店構えはカフェ風で可愛いというのが第一印象だ。
オープンな雰囲気で入りやすい
店頭のメニューを凝視
どうやら卵料理をメインとしたお店のようだ。さっそく中に入ってみた。
か、かわいい・・・
店内には上記写真のカウンターのほかにテーブル席が5席ほどある。北欧風の雑貨や家具が多く、個人的には一気に心をつかまれた。
地元の方のハンドメイド商品を販売するコーナーも
こちらのお店、2016(平成28)年10月にオープンしたばかりの出来たて! オーナーは瀬谷が地元の櫻庭 (さくらば)あかねさん。櫻庭さんが代表を務めるオリジナル家具のデザイン・製作などを行う会社・サクラコーポレーションが内装を手掛けた。「地域にはないおしゃれな内外装」を目指し、老若男女が利用しやすい入りやすい造りを意識したという。
確かに看板もおしゃれだった
櫻庭さんがこのお店をはじめたのは、新潟の南魚沼産コシヒカリとの出会いがきっかけ。15年以上も新潟に通っていながら飽きない米の旨さを、地元・瀬谷にも広めたいと思った。卵かけご飯定食を中心としたメニューを展開しながら、スイーツなども提供しつつカフェとして利用できる空間にしたいと、この名前でオープンをしたとのことだった。
キニナルメニューをチェック!
落ち着いたところで、さっそくメニューを見ることに。
主なメニューは「きり玉定食(650円)」、「卵かけご飯定食(500円)」、「昔懐かしオムライス(850円)」、「特製からあげ(350円)」の4つ。ほかにもスイーツやデザートもあった。どれも魅力的で悩んでしまう。
写真付きなのでイメージしやすい。手作り感のある作りが素敵
「家でも食べられる食事を、“たまごcaféご飯で食べるから美味しい”と思われるように」と、食材の一つひとつにこだわっているからこそのシンプルなメニューなのだろう。
スタッフの方よると、お店で使っている食材はどれもオーナーの櫻庭さんがこだわって仕入れているものだとのこと。米は魚沼の農家に直談判し、魚沼産コシヒカリを直接仕入れる。卵は生で使用するため、養鶏場や工場でしっかり品質管理がされたものを選んでいる。
そして、みそは瀬谷区内にある、同級生の実家の糀屋のものを使用。地元に貢献し活性化につなげるために、地産地消と思い決めたという。ちなみに唐揚げに使っている鶏肉も、瀬谷の商店街のから仕入れるそうだ。
店内で購入もできるみそ
どれもおいしそうなので悩んだ挙句、今回はワンコインで楽しめる「卵かけご飯定食」と1日10食限定の「昔懐かしいオムライス」を注文することにした。
料理を待つ間に、こだわりの醤油で味比べ
実は各テーブルには卵かけご飯に使うしょうゆが4種類ずつ置いてある。麹屋の9代目に進められたものから、オーナー自らが探しておいしいと感じた自信のラインアップだという。せっかくなのでどれを使うか決めるために、味比べをさせてもらった。
色が全然違う!
一番右の「たまごごはん用醤油」は、色の通り味も少し薄め。だしと塩の味のみで、卵の味をしっかり味わいたい人におすすめ。
右から2番目の「たまごかけご飯用 栄醤油」は、だしがしっかり効いているものの、先ほどのものより濃い。味として個人的に一番好みなのはこれだった。
左から2番目の「甘露醤油」は名前の通り、少し甘口。とろみはあるが、味は普段食卓で使っているものに一番近いという印象だった。
最後は一番左の「栄醤油」。これはとにかく味が濃い! 約1年半と長時間熟成をしているようで、その旨味を感じることができた。
ちなみに添加物を使ってないものばかりなのも嬉しい。悩んだ挙句、今回の定食では「たまごかけご飯用 栄醤油」を使ってみることにした。そしてお待ちかねの料理がついに到着した!
選んだ醤油で、濃厚卵を贅沢にかきこむ!・・・キニナル続きは次のページ≫