「第34回横浜開港祭2015」約4000発の花火でフィナーレを飾った最終日の様子をレポート!
ココがキニナル!
5月30日(土)、31日(日)、6月2日(火)と3日間開かれた「第34回横浜開港祭2015」。最終日の様子はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
約4000発の花火が「第34回横浜開港祭2015」のフィナーレを美しく飾った!
ライター:吉田 忍
5月30日(土)から31日(日)、6月2日(火)と全3日間行われていた「第34回横浜開港祭2015」。最終日の目玉は何といっても約4000発の花火ということで、わくわくしながら臨港パークに向かった。
最終日の様子は?
前日まではすごく暑かったが、当日は風もあってさわやかな一日
花火は後半に写真でたっぷりとご紹介。まずは会場をひとめぐりしてキニナったブースや、素敵な来場者をご紹介しよう。
2015(平成27)年も美人ぞろいの横浜開港祭親善大使のみなさんから。
何も言わなくても、並び方、ポーズ、笑顔がバッチリ決まる。すばらしい
次に見つけたのは、ゆるキャラ。
左から「キャプテンなみ丸」「海月七海(うみづきななみ)」「サニーラダー」
J-CREWプロジェクトというブースで、海運業の船員を増やそうという目的で船乗りの仕事をアピールしている。
実際の船員さんたちがスタッフだとのことなので、女性の船員さんにインタビュー。
二等機関士のこずえさん
こずえさんは、オーストラリアから石炭や鉄鉱石を運ぶ船の二等機関士。海が好きで機械も好きだったので、この仕事に就いたという。
「自分が担当する機械が決まっていて、その整備計画からメンテナンスまで全て自分がやるので、とてもやりがいがある仕事です」
6ヶ月間連続で乗船勤務して、その後3ヶ月休みというような勤務形態なのだそう。
「洋上では夕日や星がとってもきれいなんです」とこずえさん。
こんな話を幼少期に聞くと、船乗りという職業に夢を抱いたかもしれない。
続いて、今回初めて開港祭に参加した茨城県をアピールするブース。
いばらき夢ガイドの菊池結衣さん
「今の時期、茨城県で行ってほしい場所は『保和苑(ほわえん)』です。紫陽花(アジサイ)が見事ですよ」とのこと。おすすめの食べ物は生産量日本一のメロン、海の幸、そしてもちろん納豆。
菊池さんに、逆に横浜の魅力を聞いたら「観光地がぎゅっと集まっていて、ショッピングもできて楽しいところですね」との嬉しいお言葉をいただいた。
お次はビール。
横浜ベイブルーイングのナオちゃんとまーちゃん
毎年チェコに行って本場の味を学び、チェコスタイルのビールを作っているという、横浜ベイブルーイング。
まだ4年目の会社だが、チェコのビール大会で優勝したとのこと。
中区福富町に醸造所を兼ねたビアパブがあるので、飲んでみたい方はぜひ。
会場を取材して回っている間、メーンステージではずっとライブが行われているのだが、耳を奪われる曲が聞こえてきた。
大勢の観客を前にずっと続いているコンサート
耳を奪われたその歌詞は「シューマイ、おいしい、シューマイ、おいしい・・・」
「シュビドゥバ」というミュージシャンのようだ。「恋はシウマイ」「I LOVE シューマイ」という曲があるらしい。
シュビドゥバのステージ
聞いているとシューマイがどうしても食べたくなってきたので、崎陽軒のブースへ。
崎陽軒のシウマイ弁当を購入
今日だけで約1000個の弁当を用意しているとのお話だった。
ステージでは思わぬサプライズが!
筆者はシウマイ弁当の杏は最後に食べるタイプ。甘い味をゆっくりと楽しんで一息ついていると、ステージからこんなアナウンスが。
「50万円の協賛金を払って、この場所で公開プロポーズする方がいらっしゃいます」
なに? それは近くで見なければ。
ステージで、勇気ある男性ハギワラさんが公開プロポーズをすることが紹介される。
「生まれてから31年間この街に住んでいます。海が好きで、彼女も海が好き、それで応募しました」とハギワラさん。
「お相手の方には、事情を伝えず来てもらっている。今、はじめてプロポーズされることを知ってびっくりしているはず」と司会者。
会場のわきで「こちらにいらっしゃいます」との声。
係員に誘導される彼女。驚きのあまり顔に手を当てて呆然としながらステージに。
会場の空気はいきなりヒートアップし、どよめきが起こる。そして・・・
片膝をついて愛の言葉をささげるハギワラさん
「愛してます。結婚してください」
固唾を飲んで見守る数千人・・・
「はい、よろしくお願いします」
会場はどよめき、大騒ぎ。
指輪を彼女の指に
「彼女は料理が上手なんです。いつも優しく支えてくれる存在です。出会った時から結婚を意識していました。明るく楽しく、笑顔あふれる家庭を築きたい」
「プロポーズまだかなぁと思っていました。うれしいです」公開プロポーズを受けたのはミホさん。
会場からは、お決まりの「キス、キス」の大合唱。すると・・・
まあ、なにも言うことなしですね。 お幸せに・・・
さて、シウマイ弁当も、公開プロポーズもご馳走様でしたというところで、残すは花火・・・なのですが、花火と言えば浴衣美女。夏の花火大会に比べると少なかったけれど、見つけた浴衣カップルをご紹介。
ユウキ君(左)とビビちゃん
ビビちゃんはイタリアから日本語を勉強するために留学中。バイト先でユウキ君と出会ったという。
「ユウキは、とても優しくて、イケメンでしょ」とビビちゃん。3度目のご馳走様です。
フミヤ君(左)とまゆちゃん
一緒に選んだ浴衣で来たふたり。付き合って2年の学生さん。
そろそろ薄暗くなってくると、市長と千人コーラス隊による横浜市歌の合唱。
市長と千人コーラス隊(一部)
さて、そろそろ暗くなってきてお待ちかねの花火。