占い世界大会金賞の店って?
ココがキニナル!
京急川崎駅の6、7番線ホームに「占い世界大会金賞の店」という広告があり、気になります。占いに世界大会があるというのが興味深いです。ぜひ調査をお願いします(poipoiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2012年に開催された中国政府公認の占い世界大会「西安周易世界大会」で最高金賞を受賞した大会唯一の日本人・高橋伸齋(しんさい)氏の店だった。
ライター:細野 誠治
広告を見にゆく
朝の情報番組や、雑誌などで頻繁に目にする“占い”や“運勢”のコーナー。
街を歩けば通りの辻に、ビルのテナントの隅にひっそりと佇んでいたり・・・。
気にかけてみればそれは「目にしない日はない」と言っても過言ではないのではないか。
確かによく見る「占」の看板
そんな占いの世界に「世界大会」があるらしい。しかも神奈川県の川崎に、金賞を受賞した占い師がいるという。 これはキニナル!
主催者は誰なのか? どうやって順位を決めるのか? 参加者はどのくらいなのか? ・・・興味は尽きない。
よし、さっそく取材してみよう。 まずはキニナル投稿にあった「広告」を確認してみよう。
その広告は京急川崎駅にある。 実際に6番、7番ホームに出てみた
あった!
本当に“金賞受賞”とある。しかも「川崎の父」とも。
基本情報を手に入れたところで実際に行ってみよう!
川崎の父に会いにゆく
川崎モアーズだ
4階、エレベーターを降りて真っすぐのところ
開店してまもなくの「占いの館 MOON」に到着。
占い師の高橋伸齋(たかはし しんさい)氏にお話を聞いてみた。
こちらが“金賞受賞”の占い師・高橋伸齋氏
易占・手相・家相・気学(運勢・相性・方位)を見る。
料金は手相が2000円より
さっそく疑問をぶつけてみようと試みる筆者。・・・が、その前に高橋氏から
「折角だし、ちょっと占いましょうか?」と水を向けられる。
―いいんですか!?
氏名・年齢・生年月日を伝えて占う易占、そして手相を見てもらう。
「優しいが優柔不断、自己中心的、独りが好き、決断に時間をかける、外面がいい、好きなことにだけ集中力を発揮する人・・・」(←などなど耳の痛いワードが続く)
淀みなく、すらすらと語る氏。 筆者は「占い」を信じるでも、信じないでもなく「いいことだけ聞く」派なのだが、煽りでも何でもなく言われたことが全部、まんまオフクロの口癖でびっくりする・・・。
筆者のデータ。ちなみに厄年!
川崎の父に聞く
そんな高橋氏。彼が占いの世界に飛び込んだのが約20年前。 営んでいた自営業を畳み、横浜中華街でキャリアをスタートさせたそうだ。 誰に師事することなく、すべて独学で身につけたという。
―よほど、占いがお好きだったんですね。
「占いが好きなのはもちろんですが、一番は占っていて、相手の方が私の話を聞いて、深く納得しているのを見るのが好きなんですよ」
―納得?
「相手の方との“共有”ですかね。悩みや迷い事を、他人と分かち合う気持ち。そういった瞬間が好きなんですよ」
カウンセラーのようだ。 いや、占いというものが大昔から存在するカウンセリングなんじゃないかな・・・。“人が好きなんだろうな?”と強く印象づく
―ちなみに、どうして「川崎の父」なんですか?
「そう呼ばれているだけで、実際、誰が呼び始めたのかわかんないんですよ(笑)」
筆者は「本厄」の乗り越え方を伝授してもらった