戸塚のゆるキャラ「ウナシー」がラーメンに!?ご当地グルメ「戸塚麺」を出す中華料理店ファ・ムーランってどんなところ?
ココがキニナル!
某大手グルメ投稿サイトの横浜ランチ編にて3位入賞の中華料理店ファムーランが気になる。中華の名店を抑え、戸塚の店がランキング。いったいどんな料理が出てくるの?(yakisabazushiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
食べログの神奈川「ベストランチ」「ベストレストラン」部門で入賞の花木蘭(ファ・ムーラン)はハマプリンや戸塚麺などのメニューを出す地域密着型名店
ライター:クドー・シュンサク
名だたる中華の名店がひしめく横浜。そんな中、「横浜ランチ」において3位に入賞したという戸塚の中華料理店。耳にしたことがない名前の店は一体どんな味でどんな人がどんな料理を出すのか。
戸塚駅へ。
開店して4年の地域密着型チャイナテーブル花木蘭(ファ・ムーラン)
JR戸塚駅から徒歩5分程度、穏やかな商店街にひっそりと佇む今回のキニナル店、花木蘭(ファ・ムーラン)を発見。
おじゃまします
ディナータイム前の花木蘭さんにおじゃまをして、まずは店主の方にキニナル諸々を伺うことに。
物腰やわらかく、穏やかな印象の店主さん。今回の取材経緯をお話しすると「光栄です、ありがとうございます」と言っていただき「ちなみに、はまれぽはご存知でしたか?」と尋ねると「・・・ぁぁ、すいません」と気遣わせてしまったので「誰も知らなくて有名なんで大丈夫です」とお伝えし、店主の方も少しほぐれてきたので取材開始。
花木蘭の店主で料理長の町田寛明(ひろあき)さん
中華一筋14年、現在34歳の町田さん。花木蘭はこの地で2010(平成22)年に開店。4年前まで、東京の中華料理店に勤めていた町田さんは知人に「戸塚にある店を代わりにやってみないかと」持ちかけられたところから歴史は始まった。
町田さんは以前から念願だった奥さんとふたりで自分の店を持つことに。経営のノウハウもわからないまま店を始め「美味い料理を出せばなんとかなる」という信念で戸塚の地域密着型中華料理店を目指した。
「花木蘭」という店名は以前の店の名前をうけついだのだそう。
品のある花木蘭店内
ところが、料理が美味いだけでは客足は思ったよりも増えることはなく、雇った従業員の給料も払えないような日々が続き、町田さんはあの手この手を使い給料を調達し、店を守り続けた。
そんな苦しい状況下でも毎日のように花木蘭の味を気に入って足を運んでくれる常連さんたちの気持ちを考え「料理の味だけではなく、家族のように心と心で付き合ってふれあって店を経営していこう」と決めたとのこと。
こういう店にしたいと思ってから状況は変わったという
そしてコチラと
コチラを受賞
投稿には「横浜ランチ」において3位に入賞、とあったが、店にあったのはグルメサイト「食べログ」の2012年「神奈川ベストランチ3位」と「神奈川ベストレストラン75軒」のうちに選ばれた賞状。花木蘭は38万人のユーザーが「食べログ」独自の基準「料理・味、サービス、雰囲気、コストパフォーマンス」などを5点満点で評価したランキングの神奈川県のトップ3に入っていた店だった。
花木蘭の味は「基本を何より大切に」をモットーに、調味料や調味油はほぼ全て自家製で作られている。
店内にはこういった受賞楯もあった。
町田さん考案のデザートが「ガチあま!」で銀賞
ハマプリンとは、横浜の市花であるバラをあしらったデザート。杏仁豆腐の杏種(あんず)の香りを消しバラの香りにして作り、仕上げにバラのシロップをかけたオリジナルデザート。
自家製のドレッシングもある
「ランチで」「デザートで」入賞。町田さんはランキングで受賞したことに対して「ありがたいことです」と謙遜しているが、味に期待が膨らむ。
町田さんから料理をいくつか出していただけるということに。
受賞したランチの一番人気とハマプリン、そして「戸塚区のキャラクターをモチーフにしたウチ特製のラーメンがあるので是非」ということなのでいただいてみることに。