「寿司屋さんの勝手口」を探せ！

寿司屋さんと温泉？　しかもゲルマニウム？　一体どういうことなのだろう・・・。これは「温泉入浴指導員（＝温泉ソムリエ）」の資格を持ち、スキューバダイビングと釣りと魚を愛する編集部・松山の出番だ！　ということで、JR根岸線港南台駅へ直行する！
　

港南台駅へ
　

駅前にはデパートやスーパーがあって美味しそうな食材が並んでいたが、「お寿司屋さんの勝手口にある」というので、「ひょっとしたら、お寿司のご相伴に預かれるかも・・・」などという邪（よこしま）な考えを抱きながら、現場に向かう。

まずは、投稿にあった「南部病院」を目指していく。
　

根岸線の線路の下をくくって3分ほど歩くと
　

横浜市南部病院が見えてきた

　
そして、病院の真向かいに、なにやら格調の高そうなお店があった。
　

「境寿し」。間違いない！

　
「回らないお寿司屋さん」には入ったことがないので、ひとまず周りの様子を伺うことに。写真正面から右側に回ったら駐車場になっていたので、とりあえずそのまま1周してみる。すると目に飛び込んできたのは・・・
　

おや？　看板？　勝手口？

　
なんとも不思議な感じがしたので、近づいてみる。すると・・・
　

「ゲルマニウム温浴」とある。ここだ！

　
事前に連絡はしてあったが、壁の呼び鈴を鳴らしても無反応。というよりも、音が鳴っていない。
ならば、とアナログ方式に切り替えて勝手口と思われる扉をノックする。すると、妙齢の女性が迎えてくれた。そして、誘（いざな）われるまま、店内に。
　

おじゃまします！

　
入口の扉（＝寿司屋さんの勝手口）を開けると、突然階段と右手にのれんがかかっている。そして、のれんをくぐってお店の中に進む。
　

まずは料金（1回2000円）と「遠くの温泉より近くのゲルマ」という標語が
　

これが「ゲルマニウム温浴」のセット
　

壁にはゲルマニウム温浴の説明や
　

効能例が
　

ゲルマニウムが入ったお湯の温度を調整する機械も
　

詳細は後述するが、人体の老廃物をろ過する装置

　
入口から始まった不思議な空間を一通り見せていただいたところで、オーナーの永岩（ながいわ）桂子さんのお話を伺う。