はじめはあまり想像がつかなかった、フェリーボートでのクルーズというやつ。
創業48年の京浜フェリーボート株式会社に問い合わせると「25人ほどの乗客で90分間運河を渡りさまざまな工場を見て回るクルーズがお勧めです」との説明を受ける。

今から10年程前からクルーズのサービスを開始。羽田空港近くまで行き、旅客機を海上から見て楽しむクルーズや、船を貸切り船上でバーベキューができるクルーズなどさまざまあるが、その中でも人気がある工場を見て回るクルーズがおすすめとのことだった。

なんとなく、イメージはわいてきた。ああいうかんじかなと。
結果、ちょっと感動する夜景を堪能、朗らかに眺めることかできたクルーズ。
大さん橋からスタートです。



京浜フェリーボート「工場夜景探検ツアー京浜運河コース」とは

クルーズの集合と出発は大さん橋ふ頭ビル１階。お勧めのコースとしてご紹介いただいたのは「工場夜景探検ツアー京浜運河コース」。乗り込む船舶の名前は「サンタ バルカ」。
90分間のクルーズで料金は大人3800円小学生2200円。今回の出航は午後8時。
噂では、「川崎のモン・サン・ミッシェル」が見られるという。
　

みなとみらいも日が落ち
　

大さん橋ふ頭ビル到着

集合時間の少し前に京浜フェリーボート株式会社の方と待ち合わせ。少々お話を伺うことに。
　

中へ
　

受付をすませる
　

おっとぉ

無数のライフジャケットを見て、「落ちるの？」とよぎる。その辺も確認しつつ、京浜フェリーボート株式会社の眞砂（まさご）さんと「サンタ バルカ」船長の永井さんとお話。

　

眞砂さん（左）と名物船長の永井さん
　

眞砂さんによれば「お客様の心に残るクルーズにするというのが何よりも最大の目的です。当社のクルーズは、ただゆっくり旋回するだけの一般クルーズとは違い、それぞれの絶景ポイントで止まってゆっくり景色が見れたり、工場などのスポットには極限まで近づいて、お客様に臨場感を味わっていただけます。そして何より、船長の夜景やスポットの紹介を含めた船内アナウンスが面白いと評判です」とのこと。

ここで船長の永井さんが一言。
　

「いつもお客さん楽しませたくて時間オーバーしちゃうんだ（笑）」

マニュアル通りの時間制のクルーズは好きじゃないという永井さん。お客さんが本当に満足すること、乗って良かったと思わせることが自分の仕事だと話してくれた。

「工場夜景探検ツアー京浜運河コース」は3つの運河といくつかの工場の夜の輝きが楽しめ、フィナーレは港ヨコハマの星降るイルミネーションを巡るという90分コース。

90分コースって言葉はちょっと違うな。なんか曙町クルーズみたいだ。
　

集合・出発の時間になりました

眞砂さんからの簡単な説明と注意点を確認し、「サンタ バルカ」に乗り込む。
ちなみに、ライフジャケットは着用義務があるため設置。落ちた人は今までいないとのこと。
　

いざ
　

「サンタ バルカ」

　

おじゃまします
　

サービス開始から4年、横浜市内から神奈川県内、首都圏関東から西へ東へのびる日本各地から乗船客がいるというナイトクルーズ。老若男女問わず、海外の方も少なくないとか。
説明はこの辺で、「工場夜景探検ツアー京浜運河コース」の出発です。
　

それでは
　

しゅっぱつー

興奮してきました。