行列必至! 厳選チーズが楽しめる横浜近くの人気店「チーズカフェ」に突撃!
ココがキニナル!
横浜駅近くにチーズカフェというチーズ料理のお店が気になっているのですが、なかなか予約がとれないとウワサ。店内やお料理を取材してください。(ばにらぷりんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
アットホームな横浜チーズカフェ。チーズたっぷりの料理のほか熟成肉のステーキも食べられる。予約は数週間待ちになることもある人気店だった。
ライター:濱屋 亘
横浜にチーズ料理がガッツリ食べられる店があるという。ネットで調べてみると「チーズ好きにはたまらない」「食べ応え抜群」とかなり話題になっている様子。
一体どんな料理が食べられるの? キニナった筆者は早速、予約専用ダイヤルから電話してみた。が・・・、なかなかつながらない! 心が折れそうになりながらも「取材のため!」と自らを奮い立たせて頑張ること数日、ようやくアポが取れ、11月某日、早速話題の店に行ってみた。
元・住宅を改造したアットホームなお店
「横浜チーズカフェ」は2000(平成12)年6月にオープンした。ピザやパスタといったイタリアンをふるまう店で、営業は午後5時から。定休日はなく(元旦を除く)、JR横浜駅からも歩いて5分という好立地にある。
こちら
JR横浜駅西口から歩いて5分
青い屋根が目印の、一軒家風のレストラン
あったあった、ここだ
店の1階部分はカントリー調の広々とした開放的な造り。丸テーブルのほか、キッチンが見渡せるカウンター席やテラス席があり、2階は掘りごたつタイプの席となっている。
赤いギンガムチェックのかわいいテーブル
店長の時田明(ときた・あきら)さんの話によると、ここはもともと一般の住宅だったのだとか。「住宅2軒分をまるごと改造した店なので、家っぽさが残っています」とのこと。
「アットホームな雰囲気づくりを心掛けています」という時田店長
時田さんは、チーズカフェの親会社である「白樺フードサービス株式会社」に入社して2015(平成27)年で17年目。カフェやバーテン、ケーキ屋さんの店長などの豊富な経験を生かして、いまはこのチーズカフェで店長を務めている。
壁にはメニューが手書きされた黒板が
利用客は20代~30代の女性が多いそうで、カップルや友人同士、おひとりさまで来る方も。
座席数は1階2階合わせて75席。当日席も用意されているがチーズ料理が好きな人で込み合う同店では数時間待ちになることも多い。時期によっては数週間待ちになることもあるそうなので、できる限り早めに予約したほうがベターとのこと。年内はきびしいかもしれないが・・・。
取材に伺った時はちょうど開店前の仕込みの時間だったため、卓上には所狭しといろんな食材が広げられていたが、それでもとくにキニナったのは、カウンターの上でかなりの存在感を放つチーズの塊。・・・一体アレで、どんな料理を出すのだろうか。早速、料理についても伺ってみた。
でん! と構えたでっかいチーズ。なんとこれで5kgもある
豊富なメインディッシュでがっつりディナー!
この店で食べられるのは、モッツァレラやゴーダチーズなど5種類のチーズをふんだんに使ったピザやパスタ。ドライエイジングでじっくり旨味を引き出した熟成肉のステーキもお勧めで、バーニャカウダやサラダなどに使用する野菜はすべて、横浜の地場の野菜にこだわっている。
「鉄板焼きは2014(平成26)年から始めたんです」
お店の名物は、先ほどのチーズの塊を使った「パルミジャーノレジャーノパスタ(1680円〈税込み〉)」。チーズをたっぷりと使用したまろやかな味わいが人気で、このメニューを食べたくてお店に来る人も多いのだとか。
こちらは人気のジェノベーゼ(1580円〈税込み〉)。メニューを開くだけでごくり!
石釜で焼き上げたチーズたっぷりのピザもお勧め。ほかにもゴマ油で風味づけた「ズワイガニと九条ネギビスマルク(1580円〈税込み〉)」や特性ゆずソースをかけた「地鶏とアボカドの耳までこんがりチーズチーズ(1580円〈税込み〉)」など、思わず目を引くメニューも魅力だ。
店内にある石釜。薪で一気に焼き上げる
「火加減が難しいです」と、職人歴10年の相馬さん
職人の中には表彰経験のある人も
チーズフォンデュもある。「プレミアムチーズフォンデュ(980円から)」はその名に相応しく、5種類のチーズ全てが入った、まさにプレミアムな一品。「窯焼きフォカッチャ(190円〈税込み〉)」や「フォンデュ野菜の盛り合わせ(580円〈税込み〉)」、「フォンデュ海鮮鉄板焼き(680円〈税込み〉)」などと一緒にいただくことができる。
チーズ好きにはたまらない!
週替わりで提供しているステーキもお勧め。ワインも取りそろえているので、鉄板でチーズをまるっと焼き上げる「カマンベール焼きカプレーゼ(1480円〈税込み〉)」とワイン、なんて楽しみ方もある。ソフトドリンクやデザートもあり、自家製のサングリアも人気だ。
店内にはソムリエもいるので安心
ところで、取材していてキニナったのが「お店は午後5時から営業で内容もガッツリなのに、なぜカフェなのか?」ということ。聞くと、もともとこの店はチーズとワインを出すお店で、昼営業もしていたのだとか。お客さんのニーズに応えて夜営業だけとなった今でも、店名だけは変わらず残しているのだという。
「この店が出来たころは、ここら辺で店といえばうちだけでした」と時田さん。いまでは周辺に飲食店も増えたものの、チーズ料理店! としてやっているのは同店だけなのだそう。ちなみに、お店で使用するチーズの量は、ピザで1日8kg。他の料理の分も含めて概算すると、月で300kg以上だというから驚き!