京急本社がみなとみらいに移転、詳細は?
ココがキニナル!
清水建設、京急が品川からみなとみらいに移転/アンパンマンミュージアムの移転が決定。現在の店舗は継続して営業する?(よこはまいちばんさん、サブさん/山下公園のカモメさん、あびゃびゃさん)
はまれぽ調査結果!
ゆりのき通りに移転。京急・アンパンマンミュージアムが2019年、清水建設が2020年に業務開始。ミュージアムは現在の場所での営業延長を申請
ライター:はまれぽ編集部
生まれ変わる、みなとみらい
また、みなとみらいが大きく進化する―。
横浜市は公募していた、みなとみらい地区の三つの街区について、開発事業予定者を決定したことを明かした。
変わり続けるまち、みなとみらい
公募していたのは、いずれも「とちのき通り」沿いにある、「56-1街区」(横浜市西区高島町1丁目。地図上、赤丸)、「54街区」(同区みなとみらい5丁目。同、緑丸。)、「61街区」の一部(同6丁目。同、青丸)。
「56-1街区」は京浜急行電鉄株式会社、「54街区」は清水建設株式会社に売却。「61街区の一部」は、横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールの運営会社と30年の定期借地契約になる。
それぞれの位置関係
横浜市は今後、各事業者と基本計画の協議や必要な手続きを進めながら、原則として1年以内に土地売買や定期借地に関する契約を締結することとなる。
事業予定者が決まったことについて、林文子(はやし・ふみこ)市長は「みなとみらい21地区は横浜の活力を象徴するエリア。決定させてもらった事業が、同地区だけでなく都心臨海部全体に波及する効果があると確信している」とコメントした。
市長も期待を寄せる(写真は過去記事より)
既に役目を終えたマリノスタウン周辺の61街区の残部分(60・61・62街区)と、みなとみらい線「新高島」駅に隣接する「53街区」および「55-1街区」については、再公募を検討していく。
マリノスタウン跡地の活用はすべて決定したわけでない
アンパンマンミュージアムは営業継続を申請
はまれぽでも過去に、2017年4月で土地の利用契約終了に伴って閉鎖の可能性があると伝えた「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」。
年間約400万人が訪れる(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
同ミュージアムを運営する「株式会社ACM」(東京都港区)が公募に当たって横浜市に提出した事業計画によると、2017年8月に着工し、2019年4月のオープンを目指すという。
計画の上では2017年4月の閉鎖から2年の空白期間が開くことになるが、同社は「引き続き現在の場所で営業しながら新しいミュージアムを建設できるよう、市に要請していきたい」と話した。
現在の61街区(2016年3月29日撮影)
「契約期間が終了したからといって、みなとみらいから撤退という選択肢はなかった」という同社は「詳細な条件は今後の話し合いだが、前向きに進めたい」としている。
同社によると、1階はメインエントランスと駐車場を設置。2階に入場無料の商業モール、3階に有料のミュージアムを設置する計画になっているという。
新しいミュージアムのイメージ