【参院選2016】22日に公示された参院選、候補者の第一声に横浜市民の反応は?
ココがキニナル!
参院選が公示されたけど、神奈川県選挙区はどんな人が立候補したの? 候補者の主張に対して市民はどう思っているの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
定数4の神奈川県選挙区に対して12人が立候補。市民は安全保障問題や子育て政策について「実行力がある候補者や政党」を望んでいる
ライター:はまれぽ編集部
18日間の選挙戦
安倍晋三首相が掲げる経済政策「アベノミクス」の是非や安全保障関連法などが主な争点となる第24回参議院議員選挙が2016(平成28)年6月22日(水)、公示された。
神奈川県選挙区では、4人の定数に対し、締め切りとなる同日午後5時までに12人が立候補を届け出。7月10日(日)まで18日間の選挙戦が始まった。候補者は届け出順に以下の通り。
立候補の届け出は同日午前8時30分から神奈川県庁内の神奈川県選挙管理委員会で行われ、12陣営が届け出をした。
各陣営が手続きを行った
神奈川県選挙区では民主党(当時)政権下で行われた2010(平成22)年の参院選で自民党・みんなの党(当時)・民主党(同)から各1人が当選。2013(平成25)年の参院選から1増となった4議席を与野党で争うかたちとなる。
届け出を済ませた各陣営は、平安時代の僧兵「武蔵坊弁慶」が持っていたと伝えられる武器になぞらえた「七つ道具」といわれる選挙運動の際に必要な腕章や旗などを受け取ると、各事務所に戻っていった。
選管から「七つ道具」に関する説明を受ける
「選挙の七つ道具」を手に、いざ行かん!(フリー素材より)
その後、各候補者は県内各地で第一声をあげた。
JR桜木町駅前では与野党の候補者が入れ替わるように演説を行うと、有権者は熱心に耳を傾けていた。
100人近くの市民が候補者の第一声を吟味するように聞いていた
野党候補の一人は、およそ12分間の第一声の中で10分を与党批判に割き、「政治は常に弱い者の味方でなくてはならない。権力者は弱い者のために政治を行わなければならないが、今の政権は正反対のことをしている。政権に歯止めをかける必要がある」と主張。
その後、同じく桜木町駅前で約10分にわたって第一声を上げた与党候補の一人は「『個人消費の拡大につながっていない』という点では、アベノミクスは成功しきっていない。個人消費の拡大には、社会保障の充実が必要だが、メリハリや選択と集中が重要」とした。
各候補が舌戦を繰り広げた