瀬谷最大級の祭り「瀬谷フェスティバル」とはどんなイベント?
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毎年行われる「瀬谷フェスティバル」、瀬谷区最大のお祭りとありますが、どんなイベントなんですか?
はまれぽ調査結果!
瀬谷区が主催する、瀬谷の魅力を知ってもらうための区民祭り!今回は100を超えるブースが出展、日米桜交流100周年記念プレイベントなどが行われた!
ライター:河野 哲弥
4万5千人が来場、瀬谷区最大はダテじゃない
春の「桜祭り」と並び、毎年の定例行事となっている「瀬谷フェスティバル」が10月23日、上瀬谷通信施設内の特設会場で、今年も開催された。
同フェスティバルは、横浜市内の各区で行われる「区民まつり」のひとつで、瀬谷区が主催している。このため、一般の参加者に加え、行政や自治会などのブースも出展しているのが最大の特徴となっている。
天候も何とか持ちこたえ、大勢の来場者が訪れた会場の様子
また、今回特別に日米桜交流100周年プレ・イヤー企画を実施。来年2012年は、アメリカの首都ワシントンにあるポトマック川沿いの桜が横浜の港から送られて、ちょうど100 周年を迎える。これに合わせ、会場付近の桜並木が瀬谷区でも有数の桜の名所となっていることから、同企画が決まった。
出展するブースは過去最大の100以上、来場者は去年の4万人を大幅に上回る約45,000人となった。
それにしても、こんなに人気があるのはなぜなのだろうか。
そこで、開始直後から「瀬谷フェスティバル」を追いかけてみた。
メインステージでは、米海軍厚木航空施設との交流も
U.S.Army Bandによる演奏の様子
続く開会式では、瀬谷フェスティバル実行委員長の相原氏から、「瀬谷が安全安心の住みよい街であるように」との開会式のあいさつがあった。また、米海軍厚木航空施設司令官 エリック・W・ガードナー大佐からは、被災地へのお悔やみの言葉が述べられた。
相原実行委員長による、「安心・安全の町」宣言
米海軍のエリック・W・ガードナー司令官も参加
メインステージでは他にも、公募によって選ばれた地元の各団体の催し物や、横浜市のゆるキャライベントなどが、一日を通して行われていた。
下瀬谷中学校の生徒による、吹奏楽の演奏の様子
子どもと一緒に家族で参加できる、行政のブース
行政のブースでは、瀬谷消防署の「はしご車登場体験」、瀬谷警察署による「釣りゲーム」、区政推進課による「スタンプラリー」など、瀬谷区と区民が交流する姿が見受けられた。
特に人気だったのが「はしご車登場体験」。
ミニサイズの消防服を身につけた子どもたちが、署員同乗のもと、空高く運ばれていた。
不安そうな表情を見せる、「はしご車登場体験」中の子どもたち
交通標識の仕組みを学べる「釣りゲーム」
また、総務課のブースで注目を集めていたのが「暖段はこベット」。持ち運びが楽な複数の段ボールを組み合わせて、成人用のベッドを作るもので、最近テレビなどでも紹介されている。
板張りの避難所でも暖かく過ごせ、また寝起きが楽になると評判なのだそうだ。
段ボールを使用した避難所用のベッド「暖段はこベット」
日米桜交流100周年プレ・イヤー企画
さて、今回の目玉となるのが同企画。来年に迫った日米桜交流100周年を記念して、海軍道路の桜の植樹祭や、苗木の無料配布などが行われた。
配られていたハナミズキは、当時のアメリカ政府から桜の返礼として日本に贈られた樹木。
アジサイは瀬谷区の花ということで、共に選ばれたとのこと。
ハナミズキとアジサイの苗木の無料配布
また米海軍ブースでは、特製ソースで焼き上げたポークバーベキューや、ご当地厚木バーガーなどを提供し、昼時にはお目当てのグルメを求めた長い列ができていた。
大人気の、米海軍お手製のポークバーベキュー(600円)