瀬谷最大級の祭り「瀬谷フェスティバル」とはどんなイベント?
ココがキニナル!
毎年行われる「瀬谷フェスティバル」、瀬谷区最大のお祭りとありますが、どんなイベントなんですか?
はまれぽ調査結果!
瀬谷区が主催する、瀬谷の魅力を知ってもらうための区民祭り!今回は100を超えるブースが出展、日米桜交流100周年記念プレイベントなどが行われた!
ライター:河野 哲弥
被災地や瀬谷のグルメも登場
今回のイベントでは、被災地のグルメも参加していた。
今年4月の「桜祭り」は中止となっていたのだが、これを機に交流が行われるようになった東北各地の自治体を、瀬谷区がこのイベントに招待した。いわき市の農産・海産品や、仙台市の「復興クジラ缶」、大槌町の「居酒屋ドン」による特製料理などに、区民は舌鼓を打っていた。
岩手、宮城、福島各県から参加のブース
いわき名産の「うに貝焼き」(700円)
対する瀬谷区は、特上の素材にこだわった「瀬谷の逸品」を出張販売。持参するとお得なサービスが受けられる「グルメスタンプラリーマップ」も同時に配布し、地元を盛り上げていた。
写真のソフィア洋菓子店では、地元本郷の紅あずまを使用した「スイートポテト」で参戦。
また、「ガチコロ!」の記事でご紹介した、飯原精肉店の「自家製コロッケ」の姿もあった。
ソフィア洋菓子店の笹田さん
他、各NPO、町内会、区民によるフリーマーケットなど、100を超えるブースの全てはとてもご紹介しきれない。そこで替わりに、来場していた方に、どんな楽しみ方をしているのか聞いてみることにした。
地域の輪が次第に広がる、ワイワイ楽しめるお祭り
瀬谷区在住の、原さんご一家
原さんご一家は、米海軍ブースのグルメが楽しみで毎年参加しているのだとか。
特に今春は「桜祭り」が中止となってしまったため、今回のイベントを心待ちにしていたそうだ。
また、区政のブースで何かを学ぶというよりも、フリーマーケットや催し物に知り合いが参加しているので、様子を見がてら遊びに来ていると話す。
自由参加のフリーマーケットの様子
他のご家族に聞いても、同じような意見が多かった。
どうやら、地域交流の輪が次第に広がって、45,000人もの来場につながっているようである。
最後に、主催者側の瀬谷区長に話を伺った
さっそく区長に、「瀬谷フェスティバル」の人気の秘密を聞いてみた。
すると、「交通規制を行っていないので、区民にとって来場しやすいイベントなのではないか」とのこと。
確かに一般のイベントでは、マイカーの利用を控える呼びかけが多く見受けられる。
もちろん同イベントでもシャトルバスなどを用意しているが、広大な敷地があるので「車はいくらでも入れる」とおっしゃっていた。
ものすごく気さくな、外ノ池区長
ちなみにこの会場は、本来は米海軍上瀬谷通信施設の敷地である。
長年温めてきた厚木航空施設との交流もあって、5年前からこの場所で実施が可能になったとのこと。
バスがスタックするアクシデントもあったが・・・
来春には、日米桜交流100周年となる記念すべき「桜祭り」が、同じ海軍道路周辺で行われる。
瀬谷区在住でない方も、是非参加してみてはいかがだろうか。
―終わり―