創業50年以上の野毛「三幸苑」の味を受け継ぐ、野毛坂にある新店とは?
ココがキニナル!
タンメンの三幸苑が閉店だそうです/「移転」という噂があります/野毛坂のふもとに同じ看板を掲げた店がオープンらしい。店舗の様子や味の変化があるのか知りたい(まさぼーさん/羽後人さん/miyukidさん)
はまれぽ調査結果!
野毛坂にオープンした「三幸苑」は、移転ではなく新店としてスタート。前店の味を受け継ごうと若い兄弟が切り盛りする、応援したくなるお店だった
ライター:山崎 島
多くの読者から寄せられた創業50年以上の「三幸苑」が閉店するというキニナル。以前はまれぽもおせわになりましたし、はまれぽ読者のみなさんとても悲しそうで、多くのハマっ子に愛されていたお店だったことがうかがえる。
創業50年以上の「三幸苑」
うんうん、思い入れのあるお店が無くなるの辛いですよね、私の胸で良ければ泣いてください。貧乳すぎて壁みたいだけど。
そんな「三幸苑」と同じ店名のお店が野毛坂のふもとに出店するとのことで、ちょっと取材行ってくるから、やっぱり編集部・小島の胸をかしときますね!
若い兄弟が受け次ぐ老舗の味
野毛の老舗中華料理屋さんと同じ店名を掲げるそのお店、一体閉店した「三幸苑」とはどんな関係なのだろうか?
そのお店は桜木町駅から徒歩約10分(Googlemapより)
あそこだ!
ファンにはたまらないであろう、見覚えのある看板
まだ開店したばかりのお店には、昼時を過ぎたにも関わらずお客さんが入っている。
テーブル席は1名から数名に対応できる配置
店内は新しく清潔感があり、ゆったりと食事ができそうな印象。一点キニナったのは、まだ開店したばかりにもかかわらず、食事をしている人たちが、なんとなく慣れているような感じがすること。皆さん入ってきてすっと注文するし、何よりも全身から玄人感が出てる。
我々もひとまず何かいただくことにする
閉店した三幸苑の名物でもあった「新」三幸苑の「たんめん(800円)」
閉店した「旧」三幸苑のたんめんと比較してみて
ふむふむ、見た目は旧三幸苑のほうがダイナミックだが内容は同じ。どちらもモヤシとハクサイとニラと豚バラ肉を炒めた具と、真っ白なスープ。
麺は平たい太麺
うんうん、長年愛される名物料理って、こういうシンプルな佇まいですよね。お味はまろやかであり、あっさりと優しい味のスープが太めの麺によく絡み、しゃきしゃきの具の触感が楽しい。体にぎゅっと染み渡るような味わい。これは週3で食べたくなる。
それから「チャーメン(800円)」もいただいちゃう
こちらは小島いわく「旧三幸苑でも人気だったメニュー」だそうで、同じメニューがあるって、やはり関わりがあるんだろうなあ。
具はモヤシ、ニラ、バラ肉、タケノコ。こちらも平麺
わんぱくにチャーメンをすする小島
うん!! これもうまい!! チャーメンはこってり濃い目の味付けで、ニンニクが効いていて食べながら、さらに食欲がそそられるぜ。麺は柔らかい食感だが、ボリュームもあり食べごたえもあるし。チャーメンをおかずに、半ライスを食べるお客さんもいるそうです。
どちらのお料理もなんていうか、歴史を感じるような味わいで、とってもおいしくいただいちゃったな。
閉店した旧「三幸苑」と、何か関係はあるの・・・?≫