敷居が高い?元町のダンスホール「クリフサイド」はどんなところ?
ココがキニナル!
元町のダンスホール「クリフサイド」って実際のところどんなお店なんでしょうか。有名ですが、敷居が高い感じがします。突撃レポートお願いします!!!(maniaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
1946年開業の老舗ダンスホールだが、ライブ演奏も楽しめる場所!敷居も決して高い訳ではないので、一度足を運んでみることをお勧めする!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
クリフサイドの中は?
元町にクリフサイドというダンスホールがある。
ホームページを見ると、1946年開業とあり、相当な歴史を持つ店舗のようだ。
60年以上の歴史があるようだ
社交場でダンスをする文化を持たない若者世代からすると、敷居が高いというよりも無縁な存在だ。
いったいどんなところなのだろうか。元町の坂を上り、開店前のクリフサイドにやってきた。
クリフサイドに到着
片仮名でクリフサイドと書かれた緑のひさし。
外から覗いてみるが、ガラスのドアの奥は薄暗く、中はよく見えない。
クリフサイドの入口
ドアを開けると目の前に「CLOAK」という看板が目に飛び込んでくる。
なんだかまるでホテルのようだ。
中に入るとクロークがあった
待合室は豪華で、ロビーから伸びる広い階段も独特だ。
戦後すぐの時代に、このような娯楽の場があったのかと驚くとともに、山手の優雅な風土を示しているように思う。
入口付近のロビー、イベントの際はここが受付となる
立派なソファが並ぶ待合室
早速支配人から話を伺いたいところだったが、「施設内を見ながら少々お待ち下さい」とのこと。
そこでしばらく店内を散策してみることにした。
店内を案内してくれた、むらい千晶さんは、毎月第三金曜日にここでジャズコンサートをしているメンバーの一人。ヴォーカルを担当しているそうだ。自分の出演するイベントの無い日には、ホール内のセッティングなどでお手伝いをしているらしい。
店内を案内してくれた、むらい千晶さん
いよいよダンスホールへ!
中に進めば、ダンスホールがお目見え。
ちょうどジャズバンドがリハーサルを終えたところのようだ。
ダンスホールは2階建。1階はダンスフロアとなり、ステップを踏めるよう、床にはダンス用の木が貼られている。その他、そのダンスフロアを取り囲むように、食事用のテーブルとチェアが並んでいる。
これがメインのダンスホール(1階)
2階は1階と同様、テーブルとチェアが用意されており、1階全体をゆっくり見渡せるようになっている。ダンスイベントの際はほとんど利用されないそうだが、コンサートイベントなどの際は2階にまで観覧者が押し寄せる。
こちらは2階席
また、2階奥にはトランペットルームという小宴会場があり、月に1度のジャズコンサート等で利用されている。
むらい千晶さんもここで歌っているのだ。
2階奥にある小宴会場、トランペットルーム