4月28日グランドオープン!世界最高峰のプラネタリウムを備えた「かわさき宙と緑の科学館」はどんな施設!?
ココがキニナル!
4月28日(土)にリニューアルオープンする「かわさき宙と緑の科学館」。話題のプラネタリウムをはじめ、どんな内容の施設なのか気になります。(ビーナスさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
世界最高峰のプラネタリウムは、その場にいるような臨場感と美しさで圧巻!さらに、触れる隕石などもあり、かなりの充実ぶりでした!
ライター:吉澤 由美子
太古から現在まで 川崎に残る自然を体験!!
入口の右には、川崎市に残る自然について学ぶ展示スペースがある。
虫や鳥、タヌキなどを間近に、そして立体的に眺めることができる設計
家の近くで見かけたことがある鳥や虫の名前がわかる
「川崎に残る自然の豊かさを伝えたい」菊地なつみさんは土日に解説をされる
生田緑地や多摩川で発掘された1万年以上前の化石もあり、太古から現在まで、どんな生物がこのあたりに生息していたのかがわかる。
小学生が生田緑地で発見したトドの化石。発掘現場を再現した展示
近くの壁にあった目立たない岩石標本の解説を聞いてビックリ。なんと、39億6千万年前の岩石で、世界最古に認定されたものだった。
世界最古の岩石
しかもこの最古の岩石、自由に触って構わないとのこと。約40億年をなでて、途方もない歳月にクラクラ。
解説してくれた米倉竜司さん「どんどん触ってください」
触れる展示で驚いたものがもうひとつ。それは2Fにあった隕石! 宇宙からきたものに触れるなんて、すごく貴重な体験だ。
「見かけより重いんですよ」と天文解説の山口珠美さん
片手では持ち上がらないくらい重い。宇宙を持っているようでドキドキしてくる。
宇宙に触れて興奮冷めやらぬ中、1Fに降りると入口横に改築前まで使われていたプラネタリウム投影機が展示されているのを発見。手前のスイッチを操作することで動きやしくみを観察できる。
30年間使われてきた「GM II」操作盤に、「年周運動「才差運動」といったスイッチ
かわさき宙と緑の科学館は、話題のプラネタリウムだけでなく、展示もコンパクトながらかなりの充実ぶり。お見逃しなく。