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“懐かしいモノ”と“おいしいモノ”に出会える旅。はま旅Vol.74 「上永谷・下永谷編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第74回は、住宅街に囲まれた「上永谷駅」と「下永谷駅」を散策。猛暑の中で待っていてくれたのは、“懐かしいモノ”と“おいしいモノ”たちだった!

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ライター:桐生 由美子

遠まわりをして車両基地へ



さて次は、車両基地まで歩いてみよう。
と、その途中で、ちょっと気になる小道を発見。「馬洗川せせらぎ緑道」?川に沿って続いているようだ。確か以前「港南区のダイダラボッチ伝説、その真実とは?」の記事にも「馬洗川」という名称が出てきていた。
よし、行ってみよう。
 


緑道は1.3km続いているようだ


しかし暑い。しばらく歩いてから気づいたが、この道、日影がない…。
 


ベンチはあるが炎天下…


これはあきらめて引き返すか…。
そんなことを思いながらも、あと少し、あと少しと踏ん張りながら歩いてみた。なぜなら、途中自転車ですれ違ったご近所のお母さんに、「あと少し歩くと、緑が多くて少し気持ちがいいところに出るわよ」と教わったから。そして「時々野鳥もいるのよ。昔は子どもたちがザリガニ捕りをしていたわ」と教わったから。

まだかまだかと歩き続け、あきらめかけたそのときだ。途中の小さな橋を渡ると心なしか緑が増え、少し先の東屋のあたりから子どもの声が聞こえてきた。
 


川もなんだか“せせらいで”きた!


子どもたちに声をかけてみると、「ザリガニとカエルを捕まえた!」と嬉しそうに見せてくれた。
 

うわぁ、懐かしい!ザリガニだ。水槽にはカエル!


通りすがりのお母さんの言葉に勇気をもらい、炎天下、あきらめずに歩き続けた馬洗川せせらぎ緑道。今も「ザリガニ、カエル、アメンボ、野鳥、カナブン、セミ、トンボなどがいるよ」。子どもたちの口からはいろいろな生き物の名前が挙げられ、なんだか昭和の子どもたち(まさに記者・桐生の子ども時代)に出会ったような気分になった。
 


網と水槽を持った近所の子どもたち



おっと、忘れるところだった。車両基地へ!



馬洗川せせらぎ緑道をまっすぐ進むと、舞岡の方まで出られるらしい。しかし、今日の目的は「上永谷車両基地」。今回は東屋の脇から脇道にそれて階段を上り、上永谷駅方面へ戻るように大通りを歩くことにした。

見えてきた!見えてきた!フェンスの中に横浜市営地下鉄の車両がたくさんある!
 


道路からフェンスの向こうを覗き込むと車両がいっぱい


そのまましばらく歩くと、車両基地の入口にたどりついた。
 


入口脇の内線電話で事務所に声をかけて撮影


ご近所に住んでいるお母さんに聞くと、「鉄道好きの人がよく来るわよ」なのだとか。


涼しいところを探していたらおいしいモノを発見

さすがの暑さで、歩くのがつらくなってきた。日影に入りたい。冷房の効いたお店に入りたい。
そんなことを思いながら、上永谷駅からまっすぐに延びる道を歩いていると、洋菓子屋さんを発見。きっと涼しいはず!
あまりの暑さで、そんなことしか考えられなくなっていた。
 


早く涼もう…


「STRASBOURG」。ストラスブール?どこかで聞いたことがある店名だ。
そうだ!この間友達が手みやげに持ってきてくれたバウムクーヘンだ!ほどよい甘さがなんともおいしかった、あのバウムクーヘンだ。
暑さでもうろうとしていた頭が動き始めた。

店内は…、もちろん涼しい。しかも涼しげなスイーツも盛りだくさんだ。
 


これこれ!この「TERABAUM(テラバウム)」。左から420円/1山 1150円/3山 2415円/6山
 

マンゴープリン(263円)は夏季限定商品


スタッフの方にお声をかけると、突撃取材に快くご対応いただけた。
 


暑い日に嬉しい、爽やかイケメンのスタッフさん


そのうえ、奥の工房にもおじゃまさせていただいた。ちょうど「アールグレイ」というケーキを作っている。生地とクリームを5層に重ねているところだ。
 


茶葉を練り込んだ生地とクリームが層になっている
 

これが完成品の「アールグレイ」(378円)


買って帰りたいが、はま旅後半戦が残っているので、持ち歩けるバウムクーヘンと焼き菓子を買って店を後にした。