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のどかさと平和を感じる旅、はま旅Vol.91「港南中央編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第91回は、のどかさと平和を感じる「港南中央駅」周辺の旅。

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ライター:若松 真美

ついに天照神社へ到着。富士山は見えるか!?

案内板の通りにしばらく歩くと、ついに天照神社を発見。鳥居の左には大きな木が。後で伺ったところ樹齢300年以上だという。
 


ついに到着「天照神社」 
 

さすが樹齢300年。幹が太い!


鳥居をくぐり境内へ入る。こぢんまりとしているが、木々に囲まれた静かな空間は、すがすがしくて気持ちが良い! お清めをし、お祈りをした。“はまれぽの仕事がサクサク進められますように”。
 


こぢんまりしているが静かで落ち着く
 

まずはお清めして・・・
 

建て替えしたばかりということで新しい本殿でお祈り。
さい銭箱にもご注目を・・・


お祈り後、裏で何やら作業していた男性に、ここから富士山が見えるって聞いたんですけど・・・と尋ねると、場所を教えてくれた。が、この日はあいにく曇で覆われていて富士山は確認できなかった。男性は敷地内の自宅に住み、ご夫婦でこの神社を管理されているのだという。

ご夫婦にお話を聞くと、天照神社は正確な創設年月は不詳だが、天正時代(1573~1593年)以前に建設された歴史ある神社ということが判明。管理して10年ちょっととのこと。神主さんは別のところに住んでいるという。
 


天気が良ければ富士山が見えるポジション。雲があり残念!
 

管理人のお父さんと!


「見晴らしも良いし立派な木もあって、すごく気持ちいいですね」と言うと、そうでしょう~とにこやかな笑みのお母さん。「普段は静かだけど、年末年始はおみくじや甘酒を販売したり、夏には盆踊りをしたり、にぎやかで楽しいよ」と話してくれた。大晦日には神社手前の道にずらっと人が並ぶほどにぎわうのだとか。10年ほど前になるが、ドラマの撮影にも使われ、女優の南野陽子さんが訪れたこともあったのだそう。
 


木漏れ日がステキ過ぎ・・・


神社でパワーチャージし、これからどうしようと思っていたが、日野墓地には美空ひばりさんのお墓があるから行ってきたら? というお母さんの言葉で、このままお散歩コースを行くことに。お礼を言って神社をあとにする。最後はお父さんに「がんばってね~」と声をかけていただいた。天照神社は高台のため、ものスゴイ段の階段を降りいざ日野墓地へ。
 


ものすごい階段・・・を降り、その後も坂を下る。下りでよかった!




坂道が続く住宅地のオアシス? レトロな休憩所でひと休み

少し歩くと、店の前にベンチとテーブルがあり休憩所と化しているコンビニが。ちょうど良かった。そろそろひと息つきたいと思っていたのだ。

ベンチに座る前に目についたのが、昔ながらのビンのコーラ販売機。初めて目にしたかも!コーラを飲みたいのはやまやまだったが、トイレに行きたくなると困るので我慢。
 


テレビでしか見たことがなかった、昔ながらの販売機


日野墓地の場所を尋ねるため店内へ。伺うと日野墓地はここから一本道らしい。あのコーラの販売機についても聞いてみると「私がここに来る前からあったみたいで、ビンの方がおいしいっていうんで。子どもも来るから値段も100円のまま販売してて」とお店の奥さん。

お店自体はなんと50年もやっているんだとか。「外のベンチもなんか休憩所みたいですよね」と言うと「ご近所からは若者のたまり場になるからやめて欲しいという声もあったんですけどね、この辺りには何にもないから、お年寄りがちょっと荷物まとめたりね。あと今タバコ吸えるところも減ってるから、ちょっと一服できる場にもって、そのままにしているんです」と話してくれた。

確かに、お散歩コースを歩いてきたが、ここまでベンチの一つも見当たらなかった・・・。重宝している人は多いに違いない。実際、筆者が休憩している間にも、何人かの方が立ち寄っていた。それにしても・・・とにかくノドカ。まわりは住宅地で特に何もないのだが、妙に居心地が良く、ついボーっとしてしまう。
 


奥さんはボロい店で恥ずかしいんですけどねぇ・・・と言うものの・・・
 

キレイ過ぎない佇まいは妙に落ち着く


日野墓地には先ほどの休憩所(?)から5分ほどで到着。ここもまた見晴らしが良く、墓地だというのになんだか清々しく不思議な気分。美空ひばりさんの本名である“加藤”という名字のお墓が、案内地図で確認した辺りにあったのだが、ひばりさんのお墓だという確証は取れず。実は以前すでにはまれぽで取材していたことが判明したので今回は詮索せず、来た道を戻ることに。
 


お散歩コースもだいぶ歩いた
 

日野墓地からの眺め。見晴らしが良い