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店員がコギャルだらけ!? 横浜の老舗カレー店「リオ」の秘密を教えて!

ココがキニナル!

老舗「カレーハウス リオ」。コギャルが多く働いていたころの相鉄ジョイナス店、立ち食いだったころの上大岡店の様子や現在の豊富なメニューに至るまでの経緯は?(Ichiさん/るいびるさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

相鉄ジョイナス店のコギャルは高校の制服、立ち食いの上大岡店はステンレスの皿で営業。創業時1種類のメニューは1971年以降最大40種類程まで増えた

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ライター:三浜 詩央

かつて「コギャル」が居たという相鉄ジョイナス店へ!


 


横浜市営地下鉄横浜駅改札からすぐ
 

おじゃまします!!
 

広々とした店内は、ほどよい照明で落ち着きがある


とびきりの笑顔で出迎えてくださったリオのみなさん。お忙しいなかでも、元気と丁寧さを絶やさない。当時を知るというチーフの藤川さんも、とても朗らかで素敵なお方だ。
 


20年間ずっとジョイナス店に勤務されている大ベテラン


現在は厨房に入られているが、9年前に店舗をリニューアルするまではホールに立ち、アルバイトのメンバーを束ねていたという。

「たしかに居ましたよ、コギャルというか・・・高校生や大学生の女の子ですよね。私が働き始めた20年前にはちらほら、という感じでしたが、徐々に増えていって一番多い時で14~15人をアルバイトとして雇っていました。当時は店の制服がなかったので、女子高生はみんな“上はワイシャツに下は高校の制服のミニスカート”という格好。若いもんだから、無断欠勤があったりして、毎日ハラハラしていましたね(笑)。でも楽しい時代でした。交流のなかで若い子の文化もたくさん知れて」。
 


現在は落ち着いたな飲食店らしい制服に


若い女性を雇っていた理由は、当時の主な客層であった若いサラリーマンや高校・大学生と同世代であり、かつアルバイトの賃金を比較的安く雇用できたから。残念ながら(?)9年前のリニューアルの際に店の方針も一新され、現在は高校生を雇わないという。

「コギャル」達が働いたのは主に平日の夜。疲れきった1日の終わりに美味しいカレーとミニスカートなんて最高・・・! という三浜のオヤジ的発想をどうにか拭いながらジョイナス店でいただいたのは、現在の全メニュー27種類のなかで人気ナンバーワンの「カツカレー」と、一番新しいメニューの「肉と野菜のカレー」。
 


カツは1日に200枚前後揚げるそう!「カツカレー(ポーク)」(700円)
 

まずは一口・・・ぱくっと
 

!!!!!!!!!!!!


全然しつこくない! カラッと揚がった衣とさらりとした後味のルーが好相性。65gの肉の厚さもライスと一緒にいただくのにちょうどよく、スプーンでサクっと切れてしまう柔らかさだ。中辛でオーダーしたが、スパイスの辛味のなかにフルーティーな甘さを感じる。マンゴチャツネの風味だろうか。ダシは鶏ガラ・鶏肉から取り、煮込み時間は3~4時間。ライスの銘柄は企業秘密とのことだが、新潟産とのこと。
 


もう1品、ビーフカレーがベースの「肉と野菜のカレー」(850円)
 

「肉と野菜のカレー」は、エバミルク(無糖練乳)のクリーミーさもあって優しい味わい。具材は牛肉・じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・ブロッコリーと比較的ベーシック。ブロッコリーは柔らかいながらも歯ごたえが残り、じゃがいもは舌と上あごでホクッとつぶせてしまう。野菜の煮込み加減が絶妙なのだ。美味しい!

続いて、投稿にあった立ち食いだったころのリオについて知るために、上大岡店にもおじゃました。