「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」の上部に女神像が建っている?
ココがキニナル!
「インターコンチネンタルホテル」の、一番細くなっている壁が溝のようにへこんでいて、その溝の中に「天使の像?」がすっぽりと収まっていました。何で天使の像があるのでしょう?(ねこぼくさん)
はまれぽ調査結果!
横浜の繁栄を祈る「みちびき」という名の女神像は、「風をはらんだヨットの帆」を模したホテルの最頂部に、帆船の「船首飾り」に見立て設置されている
ライター:河野 哲弥
像の正式名称は「みちびき」
では、いよいよ本題に移る。
実は、先ほど見てきた像のオリジナルが存在していることをご存じだろうか。
同ホテルが開業したのは1991(平成3)年。このとき、会議センターの1階に、高さ約1メートルの銅像が設置された。
「みちびき」の原型像、現在は同ホテルの1階ロビーに移設されている
作品としては、こちらが原型。制作者は1943(昭和18)年生まれの彫刻家・吉野毅(よしのたけし)さんで、像の正式名称は「みちびき」といい、横浜銀行からパシフィコ横浜へ寄贈されたという。
「みちびき」のタイトルは、横浜の繁栄や港を航行する船の安全を「導く」という願いを込めて、作者により付けられたそうだ。
近くにあった帆船、旧・日本丸の「船首飾り」
ここで、同ホテルのモチーフが、風をはらんだヨットの「帆」であることを思い出して欲しい。
投稿にあったホテル最頂部の女神像は、ホテルロビーにある原型像とは別に、オープンした1991(平成3)年当初から、あの位置にあったそうだ。
全長約4メートル、材質はブロンズ製で、原型像の約4倍のレプリカとなっている。
その後原型像は2010(平成22)年、より多くの人に見てもらいたいと、同ホテルの1階ロビーに移設された。
ロビーの大階段中央に、女神像が見える
すると、「いつのまにか、『願い事を唱えるとかなえてくれる』というウワサが、女子高生を中心にささやかれるようになりました」と川井さんは話す。時折、カップルが一緒に手を合わせて祈っているような姿も、見受けられるそうである。
幸せを「みちびき」出してくれるかも?
ホテルには、「みちびき」のあるロビーで結婚式を挙げたいという声も寄せられ、実際に挙式も行われている。また、クリスマスの時期には、「赤い靴ジュニアコーラス(子どもたちによる合唱団)」によるロビーコンサートが毎年行われている。
横浜の観光名所となるか
横浜を代表するホテルに、意外な発見と、都市伝説があった。この投稿がなかったら、気づかずに見過ごしていたことだろう。
国際交流の場としての役目も担う、同ホテル
「愛の女神」ともいえる原型像は、同ホテルのロビーにて。「平和の女神」のブロンズ像を見るには、「カップヌードルミュージアム」裏手の海沿い近辺が、最も間近でオススメのポイント。何か「みちびき」たいものがあるという方は、女神像の伝説を、直接体験してみてはいかがだろうか。
―終わり―
えっぐさん
2013年09月27日 20時11分
もう10年以上前からカップルで見ると幸せになるなどのお話が出ていました。
ルージュの螺子さん
2013年09月24日 11時02分
愛想のいい女をヘッドフィギュアに据えると、下世話で悋気で焼きもちやかれて海難に会うんですよ。
角さん
2013年09月21日 19時07分
この女神様の表情。無愛想だ・・・・。