横浜・昭和の香りが残る弘明寺商店街で「1000ぶら」
ココがキニナル!
「江戸屋」で野菜、「とり忠。」で手羽先、「白馬堂」でリボン「鈴木かまぼこ」ではんぺんとつみれを購入し「弘明寺商店街オリジナル」食べられるクリスマスツリーを作成!
ライター:桐生 由美子
1000円で「食べられるクリスマスツリー」を作る!(つづき)
地下鉄弘明寺駅近くに位置する「とり忠。」は弘明寺商店街で営業12年、地鶏とうなぎの専門店
とり忠。の焼き鳥は、すべて国産鶏を使用。カシラ串1本80円~と安くておいしいうえに種類も豊富。次々に焼かれるが、どんどん売れてしまうので、早い時間に行くのがベストだ。
余分な油をしっかり落としながら焼く、おすすめのカワ串は1本85円
店頭には、次々に焼きたての鶏メニューが並ぶ
スタッフのお姉さんに、「200円くらいでクリスマスにおすすめの鶏メニューありますか?」と、思い切って尋ねてみた。
「200円ね(笑) 。手羽先だったら・・・3本195円! どう?」とお姉さん。
「それ、ください!」
企画の趣旨と残金を正直に話してみて大正解!
骨付き=クリスマスっぽいが、筆者の解釈
ノリのいい店長の阿部さん(左)と手羽先をすすめてくれた石橋さん
とり忠。の鶏メニューは、甘すぎないしょう油味。「さっぱりと食べられるのが特徴よ」と阿部さんは言う。
焼き鶏のほかに、アジフライ(1個130円)やジャンボメンチ(1個115円)など、揚げもののリピーターも多いのだとか。今度はうなぎが焼き上がったころに来てみよう。
2階は鶏料理メインのお食事処。ランチ定食(14:30まで)は680円から!
これで(たぶん)8割方食材がそろった。食べられるクリスマスツリーの完成図が目に浮かぶ。
そこで残金を手のひらに並べ、ちょっとしたクリスマスの飾りは買えないものか、と思案しながら、今度は雑貨店に目を向けつつ京急方面へ戻ってみることに。
和菓子屋さんの店頭に並ぶ、クリスマスのお菓子をのぞきこんだり・・・
通りすがりのわんこに声をかけてみたり・・・
橋の上のツリーに目をやってみたり・・・
買い物袋をぶら下げながら歩きつつ、途中の雑貨店らしき「白馬堂」の前で立ち止まった。
掘り出し物のクリスマス飾りに出会えそうな予感がする、レトロな構えの「白馬堂」
店内は昭和の香りがぷんぷん漂い、暮らしに必要な雑貨が一通りそろう。聞けば1945(昭和20)年ごろから営業をしているという、老舗の洋品・化粧品店だ。
地元のお母さん御用達の化粧品や・・・
「ワコールランジェリー」のボックスまわりには肌着類・・・
ボタンや洋裁グッズもある・・・
「クリスマスなら赤や緑のものがあるよ。銀色はどうだい?」とお父さん
ツリーに飾るリボンくらいなら買えそうだ。
「50cmぐらいから買えますか?」と尋ねると、「10cmからでもいいよ~」と陽気なお父さん。
親切なお父さんのおかげで50cmのリボンを36円で購入!
数十円のリボン選びにも笑顔で対応してくれた、店長の赤羽(あかば)さん