交通局は利用者からのTwitterに即時対応してくれるの?
ココがキニナル!
先日、twitterで@yokohamasubwayに一言「車内が蒸風呂」と入れてみたら4~5分してエアコンが入りました。これはtwitterに反応してなのかそれとも偶然?(あーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
車内温度の調整は運転士の判断によるもの。twitterで反応したのは偶然。なにか要望がある場合は電話もしくはメールの方が確実。
ライター:田中 大輔
意見を寄せる際には
今回の事例のように、車内が暑い場合について春日さんは、「局内でも確認をしたのですが、ブルーラインであれば窓を開けるといったくらいしかできないのが実際のところです」と話す。
ただ、極端に温度が上がって体調を崩してしまったという場合は、「遠慮なさらずに車内の非常通報装置でお知らせください」とおふたり。
なかなか押せるものでもないが、最後の最後の命綱ではある
車内の空調に関する意見や問い合わせは多いそうで、局としてもかなり気を配ってはいるようだ。
だからこそ、少々遅れたと感じる人もいるだろうが、キニナルのケースでも空調が入れられたのだろう、と西川さんは言う。
また、乗車中以外に意見を寄せる場合にも、Twitterではなくコールセンターへの電話や局ウェブサイトのフォームからメールを送ってほしいそうだ。
問い合わせ用のフォーム。忘れ物については、各駅や営業所へご連絡を
前述のようにTwitterは常時チェックではないし、電話やメールは決まった期間保存する規則があるのに対し、Twitterにはそういった取り決めがない。
そのため、確実に意見として汲み取ってもらうには、電話やメールの方が良いというわけだ。
ネットを使った新サービスも
時代の流れを追いかけつつも、370万人の市民全員がお客さんである公的機関という部分で手堅くやらなければいけないジレンマもある。
そんな中でも、「“やらない”ではなく“慎重にやる”」というスタンスで取り組んでいるそうで、今年11月からは「手のひらバス接近表示機」という市営バス利用者向けのサービスも始めた。
電車に比べて時間のずれやすいバス利用者には便利なサービス
(画像提供:横浜市交通局)
公式サイト上で利用できる機能で、バス停名を入力するとそのバス停を基準にバスがどの位置にいるかがリアルタイムで表示されるというもので、携帯電話、スマホ、タブレットから利用できる。
これまでの路線を軸とした検索と違い、停留所を軸に調べられるので、その停留所を通る全路線のバスが表示されるのが特徴だ。
実際の画面。このように、新しい試みにもチャレンジしている
取材を終えて
Twitterを使っての即時対応は鉄道・バス会社ではまだ一般的ではないだろうとおふたりは話す。少なくとも今の時点では、利用者と会社の窓口は電話やメールが主流だ。
車内温度については、運転士さんに任せる以外にコレといった手がないのが現実のようだ。キニナルのようなイレギュラーな場合を除けば、暑い寒いは個人差もあるのでなかなか難しい。
「空調問題は局一丸となって取り組んでいます」というおふたりの言葉を信じ、もし気になることがあれば電話かメールで意見を伝えるのが最も効果的なようだ。
―終わり―
雲葉 @since1992さん
2013年12月10日 20時34分
常識で考えてツイート投稿者がどの列車に乗っているかを知らさなければ反応のしようがないでしょう。(列車番号か最寄り駅の発車時刻など)蒸し風呂でない列車にまで冷房を入れて冷蔵庫にしかねず、最悪の場合アカウント炎上にもなりかねません。正直なところ、「まとめて」レベルの話じゃないですか?