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野毛のサーカス用具専門店には何が売ってる?

ココがキニナル!

野毛町に「サーカス用具専門店」なるお店を見かけました。一体何が売っているのでしょうか?(蔵本どあらさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ジャグリングを中心に空中ブランコなど本格的なサーカス用品が売られていた。ただ、直接店に行く場合は電話で営業日の確認を忘れずに!

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ライター:荒木 努

サーカス用品一挙大公開!

 (つづき)

続いてこちらも人気商品だという皿回しの皿。写真以外にも数種類取り揃えていた。
 


皿回しの皿(1個2,100円)
棒は安いもので210円、グラスファイバー製のものだと1本3,150円!


衣装や帽子、メイク道具などピエロ関連のグッズも各種取り揃えている。
 


ピエロの帽子各種


そしてここから、本格的なプロっぽい商品のご紹介。

 

さりげなく置かれた空中ブランコ。18万円程度也
 

スティルツジャンピング。30万円前後也
足に取りつけジャンプしたり回転したりするための道具。10年に1つくらい売れるのだとか
 

音階の違うラッパがいくつもついている。クラウン(道化師)が使用するそうだ
 

革製のムチ。一本36,750円也
これは普通の人が買っていくこともあるとか……


以上が店内にあった主な商品だ。メインはやはりジャグリング用品。他に紹介していないものでは、フランス製のポストカードやサーカス関連の本やDVDもおいてあった。
ちなみに今までで売れた商品の中で一番高かったものは、木製の玉乗り用のタマ。お値段はなんと40万円也!

しかし、そもそも、どんな経緯でサーカス専門店をオープンしたのか?いったいどんな人が買いに来るのだろう?
その辺りを「株式会社むごん劇かんぱにい」代表IKUO三橋氏に聞いてみた。



オーナー IKUO三橋氏という人物
 


とても気さくに取材に応じてくれたIKUO三橋氏


まず、IKUO三橋氏の経歴についてお話していただいた。

IKUO三橋氏は大学時代から日本マイム研究所にてパントマイムを学び、その後、1971年に渡仏。
パリのパントマイム学校にてパントマイムを学んだ後、パリ国立サーカス学校でマイム科の講師を務めていたいう。

帰国後は、パントマイムの公演活動、サーカスや舞台のプロデュース、「横浜・野毛大道芸フェスティバル」の企画、プロデュースなどを精力的に行っていたとのこと。

現在は自身の公演活動はほとんどやっていないそうだが、ジャニーズのHey!Say!JUMPの演技指導なども行っているそうだ。また、このサーカス専門店の経営や1Fのベルギービールバーの経営など、実業家としての顔ももっているようだ。



サーカス用品専門店オープンの経緯



次に、このお店をオープンした経緯について尋ねてみた。

帰国後、フランスに長くいたことから、知合いの芸人などから本場フランスのサーカス道具を取り寄せてくれと頼まれることも多く、それならいっそのことお店にしちゃえ、ということでオープンしたようだ。店内にあるサーカス用品はすべてフランス製とのこと。

すでにオープンしてから20年以上の歴史があるという。以前は向いにあったビルで営業しており、その時はスペースも広く店内でジャグリングなどのワークショップも積極的に行っていたが、今はこの建物に移り規模も縮小し、ワークショップなども開いていないそうだ。

このお店を利用する客層は、プロの芸人から一般人、なかには子供までさまざまだという。一般人の場合には、購入の際に簡単なレクチャーもしてくれるようだ。

現在はそれほど力を入れているわけでもなく、営業日も不定期だとか。お店を訪れる際には、電話で営業日を確認してからにして欲しいとのことだった。



皿回しにチャレンジ!



プロの芸人ばかりではなく一般人、子供も利用されるということだったが、素人が簡単にマスターできるほどサーカス芸は簡単なものなのか?ちょっとその難易度を確かめてみたくなり、IKUO三橋氏になにか体験させてもらえないかとお願いしてみたところ、皿回しが一番簡単だとのことなので、チャレンジさせてもらった。
 


IKUO三橋氏の指導を受ける記者


IKUO三橋氏に指導してもらいながらやってみるが、なかなか上手く回らない。

単純そうで案外と難しいぞ、皿回し!
何度もチャンレジし、もう一歩のところまではいくのだが、結局皿を回すことができなかった記者。
IKUO三橋氏いわく「初めてじゃ、なかなか回るもんじゃないよ」とのこと。

回すことはできなかったが、楽しいかも、皿回し。
でも、仮に回せたとして、誰に見せる?うちのネコたちは拍手してくれるだろうか?
 


惜しい!もう少し!マジになってしまった




取材を終えて



びっしりとカラフルなサーカス用品が置かれた狭い店内は、ちょっと怪しげな昔ながらの「サーカス小屋」の雰囲気も感じられた。現在ではすっかり廃れてしまった日本のサーカスが、ここにはまだひっそりと息づいている。決して繁盛しているとは言えないが、日本にサーカス芸人がいる限り、サーカス芸を愛する人がいる限り、この店の存在意義は確実にあるのではないだろうか。

「もうすっかりダメだね」と日本のサーカスの衰退ぶりを語ったIKUO三橋氏だったが、その言葉とは裏腹に現在でも丹沢にサーカス芸人のための会員制練習スタジオを設立したり、サーカスの演技指導にあたったりと、サーカスに対する熱意は今でも変わっていないのだと感じた。なにより、不定期営業とはいえ、この店を閉めずにいるのが、なによりの証拠だろう。

もしこの記事を読んで興味を持った方がいたら、お店に連絡してみてはどうだろうか。
人生を変える出会いが待っているかもしれない。



■むごん劇かんぱにい MGGサーカス用品店
住所:横浜市中区野毛町2-78-10 2階
電話:045-231-6543


― 終わり ―
 

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  • イクオ三橋、本名清野郁夫というのはアル中の暴力ジジイです。他人はどうでもいい暴力老害の在日。1ミリもかかわるべきではありません!!

  • クラブを探していたので今度いってみます。ありがとう!

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