野毛大道芸と野毛大道芸フェスタの違いは何?
ココがキニナル!
野毛大道芸と野毛大道芸フェスタ何がちがうのでしょうか?(権之介さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
野毛大道芸はお客を楽しませることを目的とした非営利活動、野毛大道芸フェスタは町興しを目的とした営利活動という違いがありました
ライター:河野 哲弥
毎年4月の恒例イベントとなる「野毛大道芸」、秋から冬にかけて行なわれるのが「野毛大道芸フェスタ」。
名前は似ているけど、これらは一体何が違うのでしょう。
早速、JR桜木町の駅構内にある野毛地区インフォメーションセンターに飛び込み取材をしてみました。
4月23日・24日に開催された、野毛大道芸のポスター
大道芸を見せる為にお客さんを呼ぶのが「野毛大道芸」
「野毛大道芸」を運営するのは、「野毛大道芸実行委員会」の方々。
これは、地元の方々を中心としたボランティアによって無償で支えられています。
また、大道芸を行なうのは、ご存知有志の芸人さん。
お客さんからの「投げ銭」をもらってますが、基本はお客を楽しませることを目的とした非営利活動です。
ご対応いただいた、安波理事
安波理事によれば、野毛大道芸をはじめたのは、餃子で有名なあの「萬里」の社長なのだとか。
1986年の当初は来場者もわずか3,000人程度。やがて認知度が上がるにつれて来場者も増え、開催地も徐々に広がっていきました。昨年の来場者は約40万人、今年は、初日の開催が雨で中止となった影響もあり、4月24日のみで約15万人だったそうです。
一方、「大道芸フェスタ」を運営するのは、「野毛地区振興事業協同組合」。
地元のボランティアに支えられているのは一緒ですが、一番の違いは町興しをとした営利活動です。
「野毛大道芸フェスタ~三崎のまぐろと野菜がやってくる!」の様子
画像提供 : 野毛大道芸フェスタ実行委員会
整理すると…
野毛大道芸はお客を楽しませることを目的とした非営利活動、野毛大道芸フェスタは町興しを目的とした営利活動。
そんな違いが、取材を通して判明しました。
「萬里」の社長が不在だったので店員さんに確認したら、やはり大道芸の元祖とのことでした
今回感じたのは、この街のミステリアス過ぎる魅力。
大道芸やクジラなど、いくつもの横顔を持つ野毛が、町興し事業の第一号認定を受けていたなんて知りませんでした。以前のような「ちょっと怖い場所」のイメージが次第に薄れていっているような感じがします。
皆さんから寄せられる何気ない疑問を追っていくと、本当に意外な真実が出てくるものですね。
皆さんの周りにも、何かキニナルことはございませんでしょうか。些細なことで結構ですので、是非お気軽にキニナル投稿をしてみてください。もしかしたら、意外な真実が眠っているかもしれません。
─終わり─
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宮川町のゆうさん
2012年01月16日 08時30分
発足当時は大変でしたよ!御輿とジャズとか・・・我が儘ばかりでさー。今でも組合同士で肝っ玉の小さい戦いをしているだけでしょっ!基本はボランティアだからね。見返りを求めちゃいかんよ。
じょーかーさん
2012年01月10日 10時51分
確かに今の野毛・みなとみらい地区の等の大道芸の体制になったのは色々な経緯があっての事です。ただ、それを書くと大道芸の魅力が減退しかねないので、なんとも言えないんですけど…。
macchanさん
2011年06月23日 23時09分
野毛大道芸については調査が甘いですね。大道芸発足から、横浜大道芸と野毛大道芸に分かれた経緯など、なんでも記事にして欲しいわけではありませんがそのあたり知らずに書いている感じがあり、横浜通のサイトになるためにはそのあたりを知った上であえて知らずに何もなかったように書いて欲しいところです。これは隠すこととは違います。ただ知らないと記事が上滑りしてしまっていますね。まあ、調査不足です。知っていてあえて書かないのであればもう少し余韻を感じられるように表辺してください。