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辛すぎるメニューばかりを集めた中華街の「激辛コース」の店、全品完食は可能か?

ココがキニナル!

横浜中華街にある京華樓の「激辛コース」が非常に気になりますので、取材をお願いできますか? (コビン・ケスナーさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

激辛に「チャレンジ」するメニューではなく、本場四川省出身のシェフが腕をふるった、四川料理の旨さと辛さを「楽しめる」コースだった

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ライター:万田 ケサトシ

それでは激辛コースをい・た・だ・き・ま・す『前菜編』


 


どこを見ても唐辛子と目が合う


今回は純粋にコースの辛さと旨さを楽しむために、できる限り飲み物を飲まずに試食させていただくことに。
 


1. 風味棒棒鶏(バンバンジー)★/☆


まずは辛さ・痺れ共に「弱」のバンバンジーから。
とてもさっぱりした味わいで、鶏肉の旨味を感じた後に辛さと痺れがほんのり。
これはビールやサワーなど炭酸系のお酒とピッタリ合いそう。
 


2. 野山椒豆苗(豆苗の唐辛子和え)★


青唐辛子を酢漬けにした「野山椒」という調味量を使用。豆苗のシャキシャキ感を堪能しながらほんのり酸味があってさっぱり旨辛。トマトもあってヘルシー。
 


3. 夫妻肺片(牛スネ・牛モツの四川風和え) ★★/☆


鼻をくすぐる辣油の香りがいいじゃないの! 柔らかい牛モツとやや噛み応えのある牛スネ肉が旨辛。さらにパクチーの香りが心躍らせてくれる。
 


こんなにステキなキニナルを投稿してくれた読者に感謝!



ここまで前菜三品。どの料理もほどよい辛さと痺れ具合で大満足。「辛さ」というより「旨さ」の方が引き立っていた印象だ。



まだまだ激辛食べちゃうぞ『熱菜編』



さぁ続いてはメインの熱菜がどんどん登場します!
 


1. 魚香炒鮮鮑片 (アワビの四川風炒め) ★


スライスされたアワビがこれでもか! ってくらいふんだんに入ったバブリーな逸品。アワビの食感を楽しみつつ、噛めば噛むほど旨味が口の中いっぱいに!サヤエンドウやシメジの脇役陣も「辛味」と共にアワビをヨイショしている。
 


2. 剁椒大蝦球(大海老の唐辛子炒め) ★★


おーっ! これは今まで登場した料理の中でルックスが一番辛そう! 大ぶりの海老はプリップリ。ナッツが入っているので風味もよく唐辛子との相性も抜群でとても美味しくいただける。
 


3. 干媽牛柳(牛ヒレ肉の特製ソース炒め) ★★★


いよいよきました!★×3の激辛!
柔らか〜い、ん? やわら・・・辛いっっっっっ!
キター! 肉の旨味を味わいつつ唐辛子の刺激がガツンときました。
とはいえパンチがあり過ぎというわけではなく、しっかりとヒレ肉を美味しく食べられる辛さに仕上がっている。
 


ここで失礼して・・・


発汗量増量につきジャケット脱ぎます。
そろそろ本能で水が飲みたいと心から感じてきた。
 


4. 泡菜魚片(白身魚と四川風漬物の酸辣煮込み) ★★


どの料理も基本的に唐辛子の赤さが目立つ中で唯一の「白一点」メニュー。
これはお口直しかなぁと勢い良くスープを口に運ぶと旨っ・・・と思ったのもつかの間、辛いのがキターーーーーっ! この辛さは今まで登場した料理の中で一番。★が2つなんだけどなぁ。
 


唐辛子と野山椒のWパンチ

  
辛さと酸味が旨味とともにスープにしみわたる。白身魚は口の中でホロホロと。

  

こで万田、円卓で1人小休憩
 

も〜ガマンできずに烏龍茶一気飲み


いよいよここにきて、どうしてもガマンできず烏龍茶に手が伸びてしまいました。
これでコンディションを整えて、まだまだいただきます!
 


このスープがやみつきに・・・


しまった・・・口がリセットされたので余計に辛く感じてしまう・・・。しかしこのスープの旨味の虜になってしまい止まらない。でも辛い。辛い。
女の子に例えるなら「ものすごくカワイイのに棘がある感じ」か。
 


「これ以上辛いのが来たらどうしよう」


ここまで純粋に料理の旨さを堪能させていただき、辛さを楽しんできたが、ここにきて若干の不安が。しかも次の料理がアレだし。
 


5. 地獄排骨(スペアリブの激辛ソース炒め) ★★★★


辛さマークが4つの烈辛。★が1番多いよ!
地獄という名前の通り普通の唐辛子と漬け唐辛子のダブルパンチ。
 


はは〜これはこれは


一口食べると・・・うっ旨い! スペアリブがやわらく骨からの身離れもよい。
あとからじんわり辛さが追いかけてくるのだが・・・これも旨さを引き立てている。これまでの料理で舌が辛さに慣れたのかも。
 


6. 奶皇糯米糍(カスタード入りココナッツ団子)


もちもちの食感で甘過ぎずココナッツの香りがふわっと広がる。
口の中が一気に落ち着いて万田に笑顔が戻ってきた。
 


まだまだいけます
 

7. 激辣担担刀削麺(激辛タンタン刀削麺) ★★★/☆


ここまで10品食べてきて、シメのメニュー的存在な刀削麺。けっこうお腹もいっぱいになってきましたがこれは別腹。胡麻と山椒の香りがメリハリになってモチモチの麺をペロッと食べられる。
 


麺を削るパフォーマンスも見どころ


小麦が穫れるので麺類が盛んな山東省出身、刀削麺専門の麺職人が作る刀削麺。
スープも飲み干したら一気に汗が噴き出してきたので・・・
 


ワイシャツも失礼します
 

8. 四川泡菜(四川風特製おしんこ) ★★


コチラは最初から出てくるお口直しに欠かせないメニュー。
酢漬けのせロリやニンジン、カブがヒリヒリした口を整えてくれる。
 


9. 爽口果盤(季節のフルーツ)
 

汗だくの万田をリンゴとオレンジが優しく包んでくれた。
最初のバンバンジーからここまで辛さを感じる喜怒哀楽があり、料理が出てくる順番も計算されている。
これでコースが終わってしまうのか・・・という寂しさも感じつつ、ヒートアップした口の中を爽やかにホッとさせてくれる最後の一品だった。

  

いつのまにやら幸せなお腹に・・・

 


取材を終えて



コースを全ていただいた後に感じたのは、お腹がいっぱいになった「満足感」と汗をかいたにもかかわらずとても清々しい「スッキリ感」。これはこだわり抜いた調味料や食材、そして四川省からやってきたシェフのみなさんの技術の結晶だろう。

いわゆる激辛に「チャレンジ!」するメニューではなく、純粋に四川料理の旨さと辛さを「楽しむ」コース。1人前5000円という価格設定だが、アワビや牛ヒレ肉、海老など高級食材を使用しているので、辛いもの好きな人もそうでない人もきっと満足できるだろう(辛さの増減OK!)。

これからのシーズン、5月病でモヤモヤしてしまったら景気付けに京華樓の激辛コースでスカッと気分爽快に。さらに「痺れ」が欲しい方には京華樓本館のみで食べられる「花山椒たっぷり激麻コース」もオススメ。
 


お試しあれ

 

―終わり―
 

京華樓本館
住所/横浜市中区山下町138
電話番号/045−211—2866
営業時間 /月~金11:30~21:30(L.O.21:30) 土・日・祝11:00~21:30(L.O.21:30)
定休日/年中無休
URL/http://kyokarou.com

 

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  • 客引きやら食べ放題やら激辛コースやら。横浜と一緒で見かけは大きくても中身は貧相ですね、しかも高いし。横浜市民は汗をかくと人前でも裸になるんですか?やはり区画は狭くても安くて美味しい中華が気軽に食べれる南京町が一番です。

  • 万田氏の芝居のかかった食べっぷりが少しキモいですw辛くて美味いのは伝わりましたが、せめてお行儀よく食べて下さいw取り敢えず絵面があまりよくないので、こういう企画は松宮さんかメガネ君にお願いしたい

  • こちらの麻辣花生がおいしいです。 また、ネギ油も好きです(*゚ー゚)

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