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横浜市立中央図書館では、約100万点の本をどうやって利用者に届けている?

横浜市立中央図書館では、約100万点の本をどうやって利用者に届けている?

ココがキニナル!

横浜市立中央図書館の書庫の中の資料を請求してみたのですが、たったの5分ほどで受け取れてしまいました。書庫ってどんな風になっているのか、はまれぽなら取材できますよね。(sakanaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

地下3階分の広い書庫には約100万点の資料が。書庫内の職員さんが手作業ですばやく見つけて届けている。中には歴史的価値の高いものもたくさん。

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ライター:はまれぽ編集部

地下書庫の中はどうなっている?
 

およそ100万点という膨大な資料を保管している横浜市立中央図書館の地下書庫。
いよいよ、地下3層にわたる書庫に立ち入らせていただく。
 


奥行100メートル以上はありそう。向こう側まで書架(本棚)で埋まっている!

 
書庫に足を踏み入れると、資料整理用のスペース以外は縦横に書架がずらり。地下3階分あわせて約4874平方メートルのスペースに、約100万点の資料が所蔵されている。この地下書庫こそが、中央図書館の心臓部というわけだ。
 


この無数の書架の間を資料を求めて走り回るとは・・・かなりの運動量になりそう

 

書庫には書籍のほかに雑誌・新聞・CD・映像資料などあらゆる種類の資料が保存されているが、主に開港期からのさまざまな古い出版物や、横浜・神奈川に関する資料が充実しているという。

おもしろいことに、「公共図書館としては楽譜の所蔵が多いのも当館の特徴です」と鈴木さんからお話が。ほかにもCDや、今や珍しいLD(レーザーディスク)も所蔵している。

また各区の図書館では頻繁に読まれる本を中心に配置しているが、中央図書館では資料の収集・保存も重視するという形でほかの図書館と役割分担しているそうだ。
 


書架をのぞいてみるとこのように資料が並ぶ
 

横浜市内の相撲ファンの方から寄贈された相撲の本
 

横浜の古地図も多数所蔵している
 

戦前に発行された雑誌なども当時のまま読める。これは『文藝春秋』の創刊号

 
こんな風に鈴木さんと琴寄さんの案内で書庫を取材させていただくうち、内心かなり興奮してきた大宮。大学にあった図書館の書庫によく似ていて、資料や論文を探しに行ってそのまま書庫の中で無関係の資料を読みふけっていたりしたころを思い出す。

特に本好き・古本好きな方にはたまらないだろうなと思うのは何十万冊の本の独特の「ニオイ」。古い本を手に取った時の独特のニオイが詰まっている。時折見学ツアーも開催しているので、興味のある方はぜひ参加してほしい。
 


とても広く、まだまだ多くの資料を所蔵できる余地もある