敷居が高い?松原商店街の飲食店ってどんな感じ?
ココがキニナル!
松原商店街は、記事にあったとおり素晴らしい商店街なんですが、飲食店がどの店もいろんな意味で敷居が高いんです。突撃していただけませんか。(たにけいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
商店街には、飲食店自体が少なかった。確かに入りにくいお店は多いが、そういうお店に限って入ってみると気さくで良い人が迎えてくれる。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
角にある焼き鳥屋さん(中級)
続いて向かったのは、焼き鳥ムック。
外からチラリと見る限り、席はカウンターのみ。
いかにも常連さんが占領していて、突然入るには若干抵抗がある。
のぼりが目立つ焼き鳥屋さん
唯一の入り口は、小さなドアで、それが敷居の高さを増幅させる。
既に常連さんがいるのが見えたが、思い切って飛び込んだ。
予想通り店内はカウンターのみ、4人も入ればいっぱいになる
入ってすぐに「何にします?」と言われたので、取り敢えずビールとモツ煮を注文。
おすすめを尋ねると、「全部美味しいですよ!」と、隣にいたお客さんが教えてくれる。
いかにも常連さんが根付くお店という雰囲気だ。
モツ煮(450円)
ぼんじりとモモ肉(それぞれ120円)
どれも肉がやわらかく、その場で調理してくれる匂いも手伝ってビールには非常に良く合う。
平日のお昼から、ビールにつまみを頬張って、なんだか気分が良くなってきた。
ワインや焼酎、ホッピーもある
お客さんは私の他に全部で3人。マスターを中心に、皆で仲良く会話を楽しんでいる。
皆さん、近くに住む方で、気が向けばふらりと訪れるそうだ。
「最初は入りにくくなかったですか?」と尋ねたが、そんなことは無かったよと言われてしまった。
気負っていたのは私だけなのだろうか。
そんなことを思っていると、次第に居心地の良さを感じるほど話が弾んでいることに気付く。
気さくなマスターや常連さんたちもすごく良い雰囲気で迎えてくれているからだ。
左:マスターの井上さん 右の常連さんは横浜スタジアムの音響DJの方
元々は東京で仕事をしていたというマスターは、店を開く場所を探している時、たまたま通りかかったのが松原商店街だったという。活気ある街を気に入って、是非ここで店を出したいと開店させたのが3年前だ。
店内からは外も見える
店の前を通りかかる人にマスターは何度も手を振っていた。
きっと、商店街からも愛される貴重なお店なのだろう。
マスターは「入りにくくても、気にせず気軽に来てほしいです」と話す。
思い切って入ってみれば、新たなコミュニケーションが待っているはずだ。