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48年の歴史を持つ磯子区根岸の「横浜ピザハウス」が閉店へ。昔ながらのピザの味は?

48年の歴史を持つ磯子区根岸の「横浜ピザハウス」が閉店へ。昔ながらのピザの味は?

ココがキニナル!

半世紀に渡って営業を続けてきた磯子区根岸の「横浜ピザハウス」が閉店することに。お店の様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

地域に愛されてきた名店は、閉店を聞きつけたお客さんでいっぱいに。絶品ピザの味は健在!

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ライター:はまれぽ編集部

昔ながらのピザ、そのお味は?



注文したのは、「人気メニューの中でも特に人気」という「ピザ22番(Sサイズ:1100円/税抜き・以下同)」。
数分後、熱々の鉄板の上に乗せられた出来立てのピザが届いた。チーズの香りが食欲をそそる!
 


ピザは一枚一枚注文を受けてから焼いている
 

チーズが濃い! サクサクの生地でいくらでも食べられそう
 

筆者の知っているピザとは一味違う、軽めの生地と濃厚なチーズがくせになる。それでいて親しみのある味わいだ。

さらに、サイドメニューで人気の「ハンバーグステーキ(1030円)」もいただいた。
 


溢れだす肉汁がたまらない
 

ハンバーグは昔ながらの味わい・・・かと思いきや、牛肉の風味がこれまでもかと香る本格的な味わい! ソースも肉のうまみにマッチしていて、ピザ1枚の直後にも関わらず、ペロリと平らげてしまった。



閉店を惜しむお客さんが次々と



そんな短い滞在時間の間にも、お店には閉店を聞きつけたファンが次々と来店してくる。

石川町から夫婦で来店したというお二人は、奥さんの廣田さん(旧姓)が、30年以上前にこちらのお店でアルバイトをしていたという。
 


店長の森さん(右)も、「面影があるね」と嬉しそう
 

「高校生のころ、根岸に住んでいたので、友達と一緒に働いていました。引っ越してからは『いつでも来られるから』と来店する機会がなかったけれど、閉店すると耳にしたので、思い出のピザを食べに来ました」と廣田さん。「ベーコンとコーンのピザが好きで、まかないにハンバーグが出た時は嬉しかった」と懐かしそうに話してくれた。

また、都内から姉妹で来店したという常連のお客さんも。「ここの奥さんとは昔からの友達でよく遊びに行くの。ずっとお店をやってきたから、これからはのんびりしてほしい」と、半世紀近くお店を続けてきたご夫婦をねぎらっていた。
 


閉店を控えてお店は大忙し
 

3月末の閉店を控え、最終日までお店は予約でいっぱいな状況だという。それだけ、横浜で親しまれてきた名店ということだろう。
 


この明かりもあとわずか
 



取材を終えて



時代の流れとともに変わってしまう街並みもある。50年近く営業を続けてきた横浜ピザハウスが閉店してしまうことは、どうしようもない寂しさを感じさせる。
けれど、根岸の街に刻まれた記憶はこれからも残り続けるはず。多くの人に愛されてきたピザの味を、これからも忘れずにいたい。


ー終わりー


取材協力
横浜ピザハウス
住所/横浜市磯子区西町3-26
電話/045-751-9498
営業時間/午後5時〜午後10時
定休日/水曜日

※情報は取材当時のものです

 

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  • 自分が物心ついた頃には、既にそこにあったお店です。まだ宅配ピザが日本の食文化に馴染んでいなかった昭和の頃でしたが、このお店で初めてピザという料理を覚えて好きになりました。小学校4年の頃まで通りを挟んで斜め向かいのマンションに住んでいて、両親にねだって連れてってもらったことを覚えています。今日ダメ元で行ってみたところ、お店でのお食事は記事の通り最終日まで予約満杯で断られてしまいましたが、16時頃に電話で予約すると開店直前の17時少し前にテイクアウトさせてくれるそうです!根岸にお住まいの方はこのラストチャンスを逃さないでください!!

  • 川崎(尻手)のペッパーといい次々に名店が閉店するのは、非常に残念です。

  • 横浜に限らず東京下町などでも昔ながらのお店がどんどんと閉店していってるし、閉店の話が出ると今回みたいに人が殺到したりする。普通に営業してる時にもっと行ってあげられないのかなと思うんだけどなー。昔ながらのお店が好きで普段からいろいろなお店を利用してる自分からすると不思議。

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