戸部なのに南房総!?京急高架の不思議な案内表示の秘密は?
ココがキニナル!
京急高架にある戸部駅の案内表示。北は銀座、押上、成田方面。南は三浦海岸、南房総方面。。。南房総?フェリー乗らないと行けないんですけど!なぜこんなに遠くの案内標識にしてしまったのでしょう(TEYさん)
はまれぽ調査結果!
1955(昭和30)年頃に実施された、京急を利用した観光開発事業による旅客誘致の一環として記載されたという説が有力!
ライター:篠原 章公
いざ南房総へ
(続き)
心地よい潮風に吹かれながら、気が付けば金谷港へ到着のアナウンスが流れていた。
金谷港へ無事到着
金谷フェリーサービスセンター外観
多少待ち時間はあったものの、約2時間で京急戸部駅から南房総までやってくることができた。
同じく案内表示に記載があった成田にも戸部からは約2時間で行けることを考えると、時間を軸に考えれば「南房総」の案内表示は、それほど大きく外れたものではないという事が言えるだろう。
久里浜港から金谷港までの航路図(googleマップより)
金谷を散策
せっかくなので少し付近を散策してみることに。
4~5分ほど歩くと、いかにも漁師町といった風景に行き当たった。
久里浜港からフェリーで40分の千葉県富津市金谷
それならばやはり地の魚が食べたい!
というわけで、フェリー乗り場近くに位置するレストラン「ザ・フィッシュ」にて昼食をとることにした。
レストラン「ザ・フィッシュ」
バスツアー客などでほぼ満席に近かったこちらで筆者がチョイスしたのは・・・
地魚漬け丼、1580円也
間違いのない美味しさでした
美味しいランチでお腹を満たし、この後は鋸山(のこぎりやま)へ・・・とも考えたが、あまりに投稿から脱線してしまうので今回の調査はこれにて終了。
帰りも往復きっぷを使い、金谷を後にした。
取材を終えて
一見キニナってしまう、戸部駅近くの京急高架にある案内表示。
「南房総」の記述には、昭和における京急電鉄の観光開発事業の歴史がかかわっていた。
東京湾アクアラインが開通したことにより、現在ではクローズアップされる機会が少なくなってしまっている久里浜~金谷フェリーだが、列車とフェリーを組み合わせた小旅行は、車の旅とはまた違った味わいがある。
気候も暖かくなり、なんとなく開放的な気分になるこれからの季節、本記事をきっかけにフェリーに乗船される方がいれば筆者としても幸いだ。
―終わり―
ゆたぼーさん
2013年09月17日 22時55分
結局金谷には日本寺 鋸山ぐらいしかない路線バスは無し 内房線は1時間に1本だけ一体どこが開発したのでしょうか?
ツバメ°さん
2013年07月25日 20時14分
お次は国外...なんちって(;´Д`A
ushinさん
2013年04月10日 15時02分
雲葉さん 昔のガーダー橋の写真なら、長谷川弘和さんの撮影した横浜市電の著作にもあるかもしれない。