川崎競輪場のグルメはどんな感じ?
ココがキニナル!
川崎競輪場のグルメもかなり充実しているとか。どんな感じなのか見てきてください。(ナカノさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ディープでアツい川崎競輪場はB級グルメ天国であり、食の魔境!豊富なメニューに圧倒され、お店の方や常連さんの作り出す温かい雰囲気がいい!
ライター:吉澤 由美子
先日、ご紹介した川崎競馬場は充実したフードコートだったけれど、こちら川崎競輪場はよりディープな食の魔境!!
アメリカのアミューズメント施設みたいな外観
もちろん、競輪場も警備がしっかりしている。警備員の数も多く、迷惑な行動をする人は即座につまみ出されてしまうし、出入り禁止の措置も厳しい。
鉄火場にふさわしいアツさを安心して楽しめる場所なのだ。
エリアごとに多数の売店 メニュー豊富な川崎競輪場
川崎競輪を主催しているのは川崎市。案内してくださった坪内聖栄さんは、川崎市経済労働局公営事業部業務課競輪実施計画係の主任。
「アスリートの力強さや迫力をぜひ近くで見てください」と坪内さん
競馬と同じように、競輪もここでレースが行われる「本場」、他の競輪場でレースが行われる「場外」があり、本場は入場料が100円、場外は入場無料だ。
注意したいのは、お休みの日が月に数日あること。出かける前に川崎競輪ホームページで開催スケジュールを確認しよう。
競輪場の中は、エリアごとに売店が固まっている。
地図の黄色い部分のほか、「北1投票所」と書かれたメインスタンド2階にも売店がある
売店の多くは、店の上に書かれた1~34という番号が店名代わり。
1つのお店で2つの番号を使っている場合もあるので、お店の数は20軒程度
それぞれメニューの種類は驚くほど多く、奥深き食の世界が広がっているのだ。
血沸き肉躍る 鉄火場B級グルメ!!
鉄火場グルメの帝王に君臨するのは、モツ煮込み!
モツ煮込みを出す店は多く、それぞれ固定ファンがいる
いずれ劣らぬ絶品煮込みの中でも、お客の数が断然多いのが北門近くにある15号売店。ここの煮込みは、濃い色の味噌で牛モツをじっくり煮込んだコク深い味。
60年間、レシピを変えない伝統の味が自慢の15号売店
中にはキロ単位で予約を入れタッパー持参で買いに来る人もいる。丁寧に下ごしらえされたモツはしつこさがなく、旨味が凝縮している。
対照的に白っぽい味噌で味付けされている隣の13号売店の煮込みにもそそられる。こちらはコラーゲンたっぷりのフルフルしたモツで、女性にオススメ。
13号売店は、シジミ汁付の煮魚定食(800円)も人気だ。
大きな子持ちカレイや金目鯛といった贅沢な素材の煮魚
川崎競輪場では、フライやおでん、焼鳥といったB級グルメ界の綺羅星たちも帝王の座を虎視眈々と狙っている。
東スタンドエリアには、隣り合ってどちらも飛ぶように売れているフライの店がある。33号売店と34号売店は、フライが全品120円!
33号売店名物、1日限定100食の「鯨フライ」はあと2串
鯨フライが売り切れた後に出てくる「マグロフライ」にもファンが多い。
フライの他、トロ巻き寿司(1本150円)も次々に売れていく