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江の島にある「サムエル・コッキング苑」ってどんなところ?

ココがキニナル!

江の島にあるサムエルコッキング苑って、どんな所なんだろう?どうやって行くのかな?(リサっちさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

同園は江の島頂上付近にある植物園で、四季折々の草木が目を楽しませてくれる!行き方は江の島入り口から階段やスロープをひたすら上ると到着する。

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ライター:松崎 辰彦

サムエル・コッキング苑とは



サムエル・コッキング苑とは藤沢市民にはおなじみの、江の島にある植物園である。
 


サムエル・コッキング苑


この施設名の由来となったサムエル・コッキング(Samuel Cocking/1842~1914)とは、イギリス出身の貿易商。1869(明治2)年に来日して日本人女性と結婚し、江の島頂上付近に庭園を建設した。
 


サムエル・コッキング
(画像提供・藤沢市役所経済部観光課)


現在、サムエル・コッキング苑として知られているその場所では、さまざまな植物が栽培され、当時としては高い技術水準の温室も作られた。

彼の死後、庭園は人手に渡ったとされ、庭園も関東大震災で被害を受けたが、1949(昭和24)年から江の島植物園として一般公開されるようになった。さらに2003(平成15)年に整備が行われ、サムエル・コッキング苑としてリニューアルオープンした。

サムエル・コッキング苑は面積が1万9159.44平方メートル(横浜アリーナの約2.4倍)。また、敷地内には、江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)もあり、江の島のシンボルとして親しまれている。



江の島に行く



それではサムエル・コッキング苑を訪れてみよう。最寄り駅である小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅を降りて、江の島へ向かう。

遠く江の島を眺めたとき、最初に目につくのが江の島展望灯台──「江の島シーキャンドル」である。
 


遠く江の島を望む


生い茂った樹林の中から、無機的な人工物がそびえ立っているのがなんとも目立つ。たしかにキャンドル(ろうそく)のような形である。

橋をわたって鳥居をくぐり、中に入る。
左右にはさまざまな店舗がならび、訪問者を誘うが、今日はひたすら頂上を目指そう。
 


橋をわたり
 

鳥居をくぐる


階段を上る。
江の島には頂上付近まで運んでくれる『エスカー』と呼ばれるエスカレーターもあるが、足腰丈夫な方にはやはり歩かれることをおすすめする。周囲の風景など、たっぷり楽しもう。
 


いくつもの階段を歩く


階段を、ひたすら歩く。柱に“コッキング苑”と記されて、初めての人も迷わない。スロープの道もある。
 


迷わないように
 

ここはスロープ


頂上につくと、サムエル・コッキング苑に到着する。小田急線片瀬江ノ島駅からここまで、徒歩約20分である。門前付近で、よく大道芸人が芸を披露している。