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ノープランで行く、出会いと発見の旅。はま旅Vol.94「井土ヶ谷編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第94回は、ノープランで「井土ヶ谷駅」の住宅街をめぐる、出会いと発見の旅。

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ライター:ナリタノゾミ

10日夜、イベント準備に忙殺されている編集部・鈴木氏から、
「『はま旅』をやりませんか。初稿の締め切りは15日です」
との連絡を受ける。

これまで、アポイントを取り付け、数日のリサーチを経て臨む取材以外、引き受けたことのない筆者。
日曜の昼下がり。準備不足に不安を感じながらも、井土ヶ谷駅へと降り立った。
 


「そもそも日曜日に開いてる店は少ないのでは・・・」
不安を感じての旅がスタート


まずは線路に沿って、駅の裏側へと回ってみた。
 


駐車場の住人


早速ガード下の主を発見。「積木地蔵」というらしい。
 


比較的新しい地蔵のようだ


何を供養しているのか。近隣の70代~80代の主婦数名に尋ねてみても、みんな首をかしげる。
ただ、「外に祀ってあるのは正式な地蔵ではないそうですよ。正式なものは、隣の小屋に入っているという話を聞いたことがあります」との興味深いコメントを頂いた。
 


隣には、小屋が建っている。この中に正式な地蔵が? なぜ?


街歩き開始後、早速、井土ヶ谷の謎名所を見つけることができた。
ガード下を通過し、住宅街を抜けると、平戸桜木道路に行き着く。
 


平戸桜木道路沿いは「井土ヶ谷上町正栄会」と呼ばれる商店街になっている


さて、ここからどう回ろう。
日中とはいえ、風の冷たい1月。朝食も昼食も食べていないため、体温も低下気味。
そこで、以前訪れたことのあるカフェで、コーヒーを飲みながら、次に行くべき場所へのヒントを探ることにした。



cafe KuKuRu

平戸桜木道路を横断し、住宅街へ入る。
そこにあるのは、日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」で取り上げられたこともあるという、知る人ぞ知るカフェ、「KuKuRu」だ。
 


「KuKuRu」の経営者の夫婦が設営した、手作り感溢れる店舗入口。
女子のハートを掴みそう


扉を開けるなり、「いらっしゃいませ」と感じの良い声が。
 


ご主人の小林 貴徳さんと、妻・真子さん。
貴徳さんがホールを、真子さんがキッチンを担当


開店2周年を記念する期間限定(1月末まで)パンケーキとブレンドコーヒーのセットを注文する。
 


卵・乳製品・白砂糖不使用のパンケーキ(単品480円、ドリンクとのセットで630円)。

マチェドニア(フルーツポンチ)と紫芋・カボチャのクッキー付き

 


付け合せのリンゴジャムと塩キャラメルシロップ

 


ガッツリとしたマグに入ったブレンドコーヒーは単品で380円。
注文後に豆を挽き、ドリップで淹れてくれる

 


ブックコーナーには絵本から画集までが充実。
パンケーキが出来上がるまで、荒木飛呂彦先生の画集とムック本を読んで時間を潰すことに

 


コーヒーを飲んで、体を温める


メニューの随所に、「卵・乳製品・白砂糖不使用」「基本的に動物性の食材を使用していません」などのフレーズが記載されている。
「『マクロビオテックのお店』と言われることもあるのですが、実はそこまできっちりとマクロビオテックを追求しているわけでもないんです」と小林さん。

なるほど、メニューには魚や肉を使用したカフェプレートもいくつか存在する。
「食に関するあらゆるポリシーやアレルギーなどの壁を超えて、老若男女が同じテーブルを囲むことのできる店」というのが、二人の目指すカフェのコンセプトなのだそうだ。
 


てんさい糖の効果についての豆知識


ヘルシーなスイーツに舌鼓を打ったところで、いよいよ情報収集。

「この界隈に名所はありますか?」との質問に、「清水ケ丘公園の一本木が有名ですね」との返答が。
常連のお客さんも、その木の存在をご存知の様子。
それを聞いて、過去のはま旅「南太田編」でも足を運んでいない清水ケ丘界わいまで足を延ばしてみることにした。

老若男女が食を楽しめる同店には、アルコール類も充実。小林さんの「お酒、飲みませんか?」との言葉に、後ろ髪を引かれる思いで同店を立ち去った。