池下橋と久良岐橋は2つで1つのデザインになっている?
ココがキニナル!
千歳橋交差点と中村橋交差点の間にある池下橋は、隣にかかっている久良岐橋とデザインが2つで1つの橋の様になっているのですが、なぜこのようなデザインになったのか気になります(poipoiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
池下橋と久良岐橋は、意図的に2つで1つに見えるデザインにしているわけではないが、親柱や照明のデザインのほか、勾配が同じなどの共通点があった。
ライター:橘 アリー
2つの橋が1つに見える?
2つの橋がデザインで1つの橋の様になっているとは、どういうことなのだろうか?
景観を考えてのことなのか、それとも実用性に基づくものなのか?
2つの橋をわざわざ1つのデザインのようにしてあるとすれば、そこにはきっと何らかの理由があるに違いない。
まずは、地図上ではどのようになっているのか、確認してみることに。
地図で見た橋の様子(Googleマップより)
池下橋と久良岐(くらき)橋は、掘割川を挟んで中村川に横並びで架かっている。
地図上では、2つの橋がデザインで1つの橋のようになっているようには見えない。
そこで、実際の橋はどのようになっているのか確認するため現地へ。
橋の様子は?
池下橋と久良岐橋は、両方とも傾斜がゆるやかで、同じように橋の上には高速道路が走っている。
池下橋の道路面の様子
横から見た、池下橋の様子
久良岐橋の道路面の様子
横から見た、久良岐橋の様子
橋の特徴を表すものとしては、親柱がある。親柱とは、橋の四隅の柱のこと。
池下橋と久良岐橋の親柱は、同じように石でできてはいるが、よく見るとデザインは違う。
池下橋の親柱の様子
久良岐橋の親柱の様子
では、親柱以外の部分はどうだろうか。
橋を横から見てみると、手すりの色は同じ緑色で、橋の途中に同じような形の照明器具がついている。
池下橋のフェンスと手すりの様子
久良岐橋の手すりと照明器具の様子
たしかに、立派な石造りの親柱に緑色の手すり、橋の途中にある照明など共通するデザインが多く、遠目から見ると、2つの橋が互いに意識してデザインされているようにも思えなくもない。
さらにもう一度、橋の周辺を確認してみることに。
すると、橋の隅に、細い通路があるのを発見!