第32回横浜開港祭2013、初日の様子はどうだった?
ココがキニナル!
第32回を迎えた今年の開港祭、天候に恵まれた初日の様子をレポート!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
初夏の訪れを感じさせる晴天の中、多くの来場客で盛り上がりました。今年ならではの催しや定番イベントなど、見どころたっぷり!最終日の花火も見どころ!
ライター:河野 哲弥
今年の開港祭はここが違う
横浜の開港を記念したイベント「第32回横浜開港祭2013」が、6月8日(土)と9日(日)の両日、臨港パークを中心とした各会場で開催される。
例年は開港記念日である6月2日を挟むようにして行われていたが、今年は6月1日(土)から始まった「第5回アフリカ開発会議」などの影響を受け、開催日程が変更されることになった。
天候に恵まれた、臨港パーク入口の様子
また、県外から横浜へのアクセスが便利になったことにより、より多くの来場客が予想されている。今後の土日開催へ向けた試金石となるか、その初日の様子を追ってみよう。
港町ならではの「マリンイベント」
海にちなむ「マリンイベント」の定番といえば、普段ではうかがえない現場の姿を知ることができる、自衛隊護衛艦の一般公開ではないだろうか。
今年は護衛艦「やまぎり」が登場
対潜魚雷「アスロック」の説明に耳を傾ける参加者の姿
そんな中、見慣れぬ姿の賓客が、敬礼で出迎えてくれた。彼の名前は「ピクルス王子」。自国の防衛について学ぶため、パブリカ国から自衛隊に留学しているとのこと。
殿下、ご案内ありがとうございます
なぜ「ピクルス」なのかについて自衛官にたずねてみたのだが、誰もそこまで気にしていなかったようだ。その代わり、「パセリちゃん」というガールフレンドがいるとの情報を得た。殿下、意外とやり手である。
さて、今年注目したいイベントの1つに、瀬谷区民の有志により建造資金が募られた漁船のお披露目式、「三陸沖に瀬谷丸を!」があげられる。東日本大震災によって漁船の約9割を失った岩手県大槌町に向けて、9日(日)に、横浜港を出港する予定となっている。
全長約22メートル、排水量19トンの「瀬谷丸」
大槌町からのメッセージも届いていた
ほか、人気を集めていたのが、小学生以上の子どもを対象としたゴムボートの操縦体験「スーパーキッズ体験操船会」だ。特に今年は、こうした家族連れに向けたイベントに注目が集まっているようだ。
毎年恒例の「ランドイベント」といえば
開港祭の楽しみ方は、何も海だけに限らない。オープン早々から長い列を作っていたのが、毎年恒例となった「スウィーツパラダイス」。
臨港パーク内に設けられた、特設会場の様子
金魚鉢の姿が涼感を呼ぶ「ポワソン・ルージュ」(写真左)
開港記念日の「2」をかたどった「プランタン」(写真右)
今年のテーマは「海・港・開港の歴史・横浜」。初日の8日(土)には、参加者の投票により12商品の中から4品が選ばれ、翌9日(日)にグランプリが決定される予定。
また、フードエリアで展開されているグルメの祭典、「ワールドグルメカーニバル」も見逃せない。世界の窓口横浜にちなみ、国内外の料理や食材、約30店舗が勢ぞろいしていた。
数々のご当地グルメも登場
「世界最古のワインセラー、モルドバのワインはいかが」と、アンジェラさん、アリーナさん
ほか、「レンタルカート走行体験」や、会場内に設けられた6つのポイントをクイズに答えながら巡る「スタンプラリー」など、ファミリーで楽しめる内容が一段とパワーアップされたようだ。