「Orbi Yokohama(オービィ横浜)」オープン初日の様子をお届け!
ココがキニナル!
8月19日にグランドオープンしたエンターテイメント施設「Orbi Yokohama(オービィ横浜)」の様子をレポート!
ライター:はまれぽ編集部
世界初の施設!
セガとBBCワールドワイドの共同プロジェクトである、自然をテーマにした仮想体験ミュージアム「Orbi Yokohama(オービィ横浜)」が8月19日(月)にグランドオープンした。キャッチコピーは「人類が初めて経験する地球 世界初“大自然体感ミュージアム”」。セガの最新技術と英国放送協会(BBC)が蓄積した映像などを活用し、空中散歩や寒冷地、深海の疑似体験ができる。
入場するとすぐに等身大の動物を映し出すスクリーンが
幅40メートル、高さ8メートルと日本最大級のスクリーンを設置した「シアター23.4」では、BBCが北極をテーマに、オービィ横浜のためだけに製作した「アイスワールド」を上映。「MARK ISみなとみらい」の5・6階に入居し、総床面積は約4000平方メートル。初年度に50万人の利用を見込む。
当日は午前10時のオープンを前にオープニングセレモニーが行われ、都筑区の「かなりあ少年少女合唱団」が素晴らしい歌声を披露。
元気いっぱいの歌声が式典に花を添えた
引き続き、セガの鶴見尚也社長、BBCワールドワイドのアマンダ・ヒルCBO(最高ブランド責任者)のほか、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん、豪太さん親子と豪太さんの長男・雄豪くん、「MARK ISみなとみらい」を運営する三菱地所の河野雅明専務、鈴木隆副市長が登壇し、テープカット。世界初の施設の門出を祝った。
テープカットでオープンを祝った関係者
式典後、事前にチケットを購入したお客さんが続々入場を開始。
初めて体験するスケール感に圧倒されつつも大きな歓声が上がった。
期待を胸に、いざ入場!
入場時に身に付けたリストバンドの動きにCGでできた等身大の動物が反応する「アニマルペディア」や130万匹のヌーの大移動や深海を体験できるゾーンのほか、各種アトラクションには長蛇の列ができていた。
北極や滝、ジャングルとシーンが入れ替わるステージで写真を撮ることもできる
深海を体験できるゾーンも
東京都から午前9時前に来たという山城さん親子は「マイナス89.2度の世界とか、五感を刺激されるものばかり。目が覚めるようなアトラクションで、とても興奮しました。時間をかけてじっくり見たいです」と目を輝かせながら話していた。
オービィ最大の目玉ともいえる「シアター23.4」を体験した埼玉県の男の子は「動物が迫ってくる感じがあって、びっくりした」、横浜市内から来たという家族3人は「北極に四季があることを初めて知った」「子どもにも自分にも、すごく新鮮な感覚だった」と一様に驚いた反応をみせた。
ホッキョクグマの前でポーズ
2013(平成25)年5月に80歳で世界最高齢エベレスト登頂を果たすなど、世界の秘境を数々わたり歩いてきた三浦雄一郎さんも「BBCの映像やセガの技術で実体験以上の体験ができる、最高のドキュメンタリーのようだった」と賛辞を送っていた。
トークショーでオービィについて語る三浦さん(中)