「みなとみらい」らしからぬ?すずかけ通りのそば屋とピンク色マンションの謎に迫る!
ココがキニナル!
周りに比べ建物が小規模な、すずかけ通りのそば屋さんやマンションの一画がキニナル。みなとみらい地区は街づくり協定で用途や敷地規模が定められていますが、ここは例外なのでしょうか?(ssさん、幸人さん)
はまれぽ調査結果!
みなとみらい地区の開発が始まる前から所有している地権者のもので、もともと開発計画には入っていないため、例外で「らしからぬ」一画になっていた。
ライター:橘 アリー
高層ビルが立ち並ぶ街
みなとみらい地区と言えば、ランドマークタワーや6月に開業した「MARK ISみなとみらい」のような大型商業施設やホテル、高層マンションなどが建ち並んでいるイメージが強い。
大江橋から見た、みなとみらい
万国橋から見た、みなとみらいの夜景
そんな“みなとみらい地区”に、そぐわないような小規模な建物があるとは確かに気になる。
まずは、現地の様子を確認してみることに。
現地の様子は?
キニナル投稿にあったそば屋さんとマンションは、みなとみらい線「新高島駅」から東に延びる「すずかけ通り」に面している。
すずかけ通りの表示板
表示板には、周辺の案内図もある
「すずかけ通り西」の交差点から海の方向を見ると、そば屋さんは街路樹に隠れて見えにくいが、マンションは良く見える。
右側にある、やや薄いピンク色の建物が投稿にあったマンション
周辺は大規模な建物ばかり
道路を挟んで見てみると、周囲の建物との規模の違いが良く分かる
背後に大きな建物が建っているので、圧迫感があるのではと思ったが、すぐ後ろは「横浜ブルーアベニュー」という建物の公開空地になっており、近くで見るとそれほどでもない。
そば屋さんの後ろ側
そば屋さんは地上3階建て、マンションは地上10階建てだった。
1階当たり約3メートルとすると、地上10階建てのマンションであれば高さ約30メートルとなる。
左がマンションで街路樹に隠れているのが、そば屋さん。
地上10階も決して低くないが、周囲と比べると低く見えてしまう
では、この周辺には、ほかにも同じように小規模な建物はあるのだろうか?
確認のため、周囲を歩いてみたが、この一画と同規模程度の建物はかった。
現地の様子が分かったところで、みなとみらい地区における建物の用途や最小敷地規模などはどのようになっているのか確認してみることに。