西横浜駅で見かける「キムチ売りのおばさん」に直撃!
 ココがキニナル!
ココがキニナル!
西横浜駅付近にいるキムチ売りのおばさんはどこから来てる?/駅でキムチを売っている人が居ます。どんな人? 安全性もキニナル(秋沙さん、リョー☆さん)
はまれぽ調査結果!
10年ほど前から自家製キムチを製造販売する徳山キムチは、おばさんの人柄も愛されていた! 衛生検査もクリアしている。
ライター:藤井 涼子
	「キムチ売りのおばさん」を訪ねて・・・
	
	「西横浜駅前で売っている」というキムチ屋さんを探しに、まずは相鉄線で西横浜駅へ!
	 
	
	始発の横浜駅から各駅停車で2つめの駅
	
	改札を出て駅の周りをウロウロしてみるもキムチを売っている人は見つからない。
	 
	
	改札を出て左、浜松町・久保町方面に進む
	
	しばらく歩き回ったが何も見つからないので、駅前のコンビニの店員さんに「このあたりでキムチを売っているおばさんを見たことありますか?」と尋ねたところ「知らない」との返事。
	 
	
	人通りも少なく、情報を聞く相手もいない
	
	たまにしか販売していないのだろうか? いったん駅に戻り、駅員さんに聞くと「階段を下りて、エレベーターの乗り口付近にいつもいますよ」とのこと!
	
	―いつも?
	 
	
	この階段の下あたりにキムチを売りに来るらしい
	
	しかも「夕方くらいから売りに来る」とのこと。取材に行った時間は15時ごろだったため、それならばと、しばらく待つ。
	
	
	
	 地元民に愛される人気のキムチ
	
	15時半を過ぎたころ、ガラガラと音をたてながらピンクのシャツを着た女性が台車を押してやってきた。
	派手なシャツと、台車の大きな音でとても目立っている!! これは、待っていた「キムチ売りのおばさん」ではないだろうか?
	話しかけて良いものか遠巻きに見ていると、アウトドア用のテーブルを手なれた様子で広げ、キムチをのせていく。
	どうやら、キムチ屋さんのようだ!
	
	開店準備を始めた「キムチ売りのおばさん」についに突撃取材!
	 
	
	ピンクのシャツが遠くからでも目立つ
	
	名前は徳山さんで韓国出身。平日と土曜日の15時半ごろから18時半くらいまでこの場所で販売している。閉店前に売り切れる日もあるそうだ。お休みは日曜・祝日と雨の日。
	
	商品は、白菜キムチ(小300円、大500円)、ニラキムチ(500円)、チヂミ、コチュジャン、サキイカキムチ(ともに500円)など。
	保冷剤入りの発泡スチロールの中にはイカ入りキムチや、チャンジャ(1000円)などもある。
	 
	
	写真手前の袋入りが白菜キムチ(大)500円
	
	驚いたことに、キムチを並べたそばからどんどん売れていく。
	お客さんが近づいてくると、注文を聞く前に笑顔で商品を新聞紙で包んで袋に入れる。顔を見ただけで、いつも買う商品が分かるのだ。
	
	とにかく常連客が多く、注文を言うお客さんはほとんどいない。客層は男女問わずだが、比較的、中高年層が多い。
	「ある?」とだけ聞く人もいて、その答えも「あるよ」だけ。横で聞いていても何のことだか分からないが、「いつものやつ」ということで通じるのだ!
	「昨日(取材前日は月曜だったが祝日)も買いに来ちゃったんだよ」と話すお客さんも数名いて、このキムチの愛されぶりに驚いた。
	
	買いに来た人たちに感想を聞くと、みな声をそろえて「ここのキムチは美味しい。一度食べるとほかの店では買いたくなくなる」とのことで、「なかなか酸っぱくならない」、「くせがなくて良い」という意見が一番多かった。
	
	
	
	 






