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「家系ラーメン全店制覇への道」4回目の今回は、家系ラーメンの一大勢力である「壱系」の全貌を解き明かすとともに、市内の介一家グループ最後の“あの店”を調査!

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2013年10月12日

ライター:はまれぽ編集部

前回、「介一家(すけいちや)」から新たに独立した「介一家・うりゅう」、家系ラーメンの歴史においてひとつのターニングポイントとなった「横濱家・平台本店」、家系本来の味を守り続ける「近藤家・本店」、以上3店舗の調査を行い、今まで明るみに出てこなかった家系の歴史が明らかとなった。
 


前回の取材で協力いただいた「近藤家・本店」


4回目の今回は、市内にある介一家最後の店舗「介一家・鶴見店」と、家系ラーメンの一大勢力で、クリーミーかつ濃厚なスープがウリの“壱系”と呼ばれる「壱六家」「壱八家」の3店舗を調査したいと思う。同行してくれるのは、家系ラーメンのアドバイザーでもあり「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」の会長・マーコ氏。
 


「介一家・うりゅう」の店前でポーズをとるマーコ氏


今回も同様に取材対象の各店舗の歴史を紐解きながら、味の評論をお届けするとともに、訪れた店の情報価値(ウンチク話やマニアック話など)を「ネタ度」とし、☆5段階評価として採点していくことにする。

また、調査対象店舗は、横浜市内に点在する家系ラーメン店150店舗から支店を除き、本店のみを対象とした、約130店舗とする。



介一家・生き残りのひとつ「介一家・鶴見店」

まず最初に伺ったのは「介一家・鶴見店」。JR鶴見駅から徒歩7分、京急鶴見駅から徒歩3分に位置する同店がオープンしたのは、今から20年前の1993(平成5)年。

前々回、前回とお伝えしたが、「介一家」の1号店である「介一家・山手店」が1988(昭和63)年にオープンし、翌年の1989(平成元)年に「介一家・港北店」、そしてその4年後に「介一家・鶴見店」が誕生したという経緯となる。
 


独特な外観の同店


話を伺ったのは、安藤琢磨店長。同店がこの地にオープンした理由は立地条件の良さ。店の近くに工場や企業が数多くあるほか、国道15号線沿いのため、トラックの運転手が多く利用してくれるからだそうだ。

そんな同店の特徴といえば、「介一家」特有のあっさり味のラーメン。
ではなぜあっさりにしたのだろうか? そんな疑問に対し、安藤店長いわく「実はオーナー(原祥介氏)が『家系』と『普通のラーメン』の中間の味にしたいというのが理由のようです」とのこと。そして試行錯誤のうえ、介一家は現在のあっさり系の味に辿り着いたのだそう。
 


店内は介一家の特徴のひとつである赤を基調とした内観


なるほど・・・ようやく「介一家」のあっさり味の謎が解けた! しかしオーナーの原氏とはどんな人なんだろう・・・。そんな疑問が頭をよぎるなか、安藤店長の口から以外な真実が!

「実はオーナー(原氏)は以前、実姉が山手で運営する骨董品店と酒店を開いていたんです」。
聞くところによると、前回の記事でも登場した「近藤家」の近藤氏がその酒屋でアルバイトをしていたところ、原氏が声をかけたことがきっかけで介一家がスタートしたのだとか。

なお、原氏が運営する骨董品店は、現在は海岸通り沿いの「Amazon Club(アマゾンクラブ)」という飲食店へ店舗形態を変えて運営しているんだそう。ちなみにランチ限定で家系ラーメンを提供していたようだが、先月9月いっぱいで終了したそうだ。
 


原氏の運営する多国籍料理店「Amazon Club」


さて、いろいろと面白話が聞けたところでいよいよ実食だ。今回、食したものは「ラーメン(650円)」と、介一家名物の「ドラゴンラーメン(700円)」。
 


チー油が少なめなのであっさり食べやすい「ラーメン」
 

介一家名物のピリリと辛い「ドラゴンラーメン」


>マーコ氏
まさに介一家らしいあっさり型の家系ラーメン。また、麺も介一家の特徴のひとつである丸山製麺を使用しており、「介一家ワールド」を存分に堪能できる一杯だ。

>編集部・千葉
いままで食べてきた中で一番あっさり系の家系ラーメンかもしれない。チー油が少なめなので、お酒を飲んだあとにサッパリ食べられるかも。

<今回の採点>
ネ タ 度 :☆☆☆★★(星3つ)
既食メニュー:ラーメン(650円)、ドラゴンラーメン(700円)
 


介一家特有のあっさり家系ラーメンに納得のマーコ氏


余談だが、今回取材に協力してくれた安藤店長は来年には独立し、横浜市内で家系とは別のラーメン店をスタートさせる予定だそう。なので現在の介一家・鶴見店の味を堪能したいのなら、今年中に来店することをオススメする。



 

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