本邦初公開! 中区曙町にあるガンダムバー「Casval(キャスバル)」にはまれぽが突撃!!
ココがキニナル!
今年、機動戦士ガンダムが世に出て35周年です。ガンダム世代としては、ここはひとつ曙町にある、ガンダムバーの情報が知りたいので、突撃してみてください。(うなさんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
曙町のガンダムバー「ShotBar Casval(キャスバル)」は静かに落ち着いて店長とガンダム談義に花を咲かせることができる、とても居心地のいいバー
ライター:はまれぽ編集部
初代機動戦士ガンダムは1979(昭和54)年4月7日にテレビ放送が始まり、キニナル投稿にもあったように世に出てから今年で35周年。
放送開始時から、ロボット漫画ということはもちろん、今までのアニメになかった主人公や登場人物たちの細かい心理描写を描いた作風は、瞬く間に少年たちの心をとりこにした。
今回、中区曙町にガンダムバーがあるということで、突撃する前にインターネットで検索。
すると、中区曙町のお店以外にも、全国各地にも多数、それぞれの個性をもったお店が出てきて、コアなファンがすごく盛り上がっている。
こんなにガンダムをこよなく愛する人たちの中に、ガンダム初心者の編集部・伊東が入ることは許されるのだろうか・・・とビビリながらJR関内駅から徒歩11分のガンダムバー「Casval(キャスバル)」へと出動した。
曙町ガンダムバーに
あっ、あった! ここだ、絶対ここだ!
扉へと続く階段が赤色だ・・・
扉も赤だ! ひと目でわかるガンダムバー
ShotBar Casval(キャスバル)
扉を開けると・・・バーカウンターの奥には、たくさんのガンダムのフィギュアが!!
バーカウンターの奥にはフィギュアがズラーっと
店に入って早々、事前に必死で調べた知識をふり絞り、店名について「Casval(キャスバル)ってシャア・アズナブルの本名ですよね。店長さんは、シャアがお好きなんですか?」と訪ねると「まぁ~そうです・・・」と照れた様子で答えてくださった。
静かに、物腰柔らかく迎えて下さったのはガンダムバーの店長さん。残念ながらお名前もお顔出しもどうしてもNGということで遠目からのお姿。
見えにくいがShotBar Casval(キャスバル)の店長さん
「店の中はいくらでも撮ってくれて構いませんよ」ということで遠慮せずにパチパチ。
ガンダムバーを始めたのは2007(平成19)年11月に。元々、飲食業やバーテンダーの仕事をしていた店長さんは、自分の店を出したいと夢を持っていたところ、現在閉店してしまった1980年代に活躍した人気バンド「BOØWY」のファンたちが集まるお店「BAR ROXY」の店長さんに店を出さないかと勧められ、このバーをを始めたそうだ。
「ほとんど、趣味でやっているようなものですけど・・・」と遠慮がちに話す店長さん。
どうせやるなら自分が好きなものに囲まれてということで・・・
かべにはガンダムのポスターが
そして・・・様々なフィギュアたち
客層は30~40代の男性が多いそうだが、女性のお客さんもたまに来店されるのだとか。
横浜に住んでいるお客さんがほとんどだが、長崎県や北海道からわざわざこの店に訪れる方もいるそうだ。
ガンダムファンではない方もたまに訪れるそうで、店に入ってきたときの反応は「なんじゃこりゃ!?」と頭の上にハテナがついているんだそう。
飾られているフィギュアたちは、以前は全て店長さん自身が集めたものだったのだが、3年前の震災でほとんど壊れてしまったという。そのことをブログに載せたところ、お客さんから飾ってくださいと、フィギュアが送られてきて本当にありがたいと思ったそうだ。根強いファンの方々に支えられているこのお店。
子どものころからガンダムが好きだったという店長さんは、人同士の戦争を舞台にして、登場人物たちの葛藤や成長がリアルに感じられるところと、言葉少なに語る。
「ガンダムを観たことがないという人たちにはまず、1979(昭和54)年初めにテレビ放送された初代から観ることをオススメします」とのことで、初代以外でも、現代テレビ放映されているシリーズもおもしろいですけどねと店長さん。