関東初出店! 横浜タカシマヤの地下に「ハッピーターン」のコンセプトショップが出現。亀田製菓の新たな試みとは?
ココがキニナル!
来月、髙島屋にオープンする予定のハッピーターンの専門店が気になります。調べてください。(Mhamaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
タカシマヤ地下1階にオープンしたHAPPY Turn'sは、関東初の常設店舗。バリエーションは6種類で初日の一番人気は、カマンベールチーズ味だった!
ライター:河野 哲弥
「ハッピーターン」って、あの「ハッピーターン」?
“誰かに幸せを分けてあげたらまた自分のもとにめぐってくる。そうして「世界中がHAPPYで満ちるといいな」”
そんな願いを込めた米菓がある。
新潟県新潟市に本社を置く亀田製菓(資本金19億4613万円、従業員数3010名<2013年度>)のロングセラー、「ハッピーターン」である。
甘じょっぱい独特の風味が人気
そのコンセプトショップが4月16日(水)、横浜タカシマヤ地下1階にオープンしたという。同店は、大阪の阪急うめだ本店に続く2号店となり、関東では初の常設店舗となるらしい。
いったいどのようなコンセプトなのだろう。開店直後の様子とともに、同商品の誕生秘話なども取材してみることにした。
これ、本当に「ハッピーターン」?
買い物客でにぎわう午後5時の横浜タカシマヤ。地下にある食料品売り場の中に、ひときわ目を奪うカラフルな一角があった。
向かって右側が、今回ご紹介する「HAPPY Turn's(ハッピーターンズ)」。左側は、亀田製菓のグループ会社である「とよす」が展開する柿の種専門店「かきたねキッチン」となっていた。
新店舗の様子
ここの「ハッピーターン」は、何かが違う
どうやら、オリジナルテイスト6種を扱っているようだ
同店で取り扱うバリエーションは、「メープル」「木苺」「カマンベールチーズ」「抹茶」「紫芋」「キャラメル」の6種。
いずれか1つの味が選べる「ハッピージョイ」は、消費税込みで7個入り378円と12個入り540円の2種類を用意。すべてのテイストが詰め合わせになった「ハッピーポップ」は、30個入り1620円と60個入り3240円(いずれも税込み)。こちらは「ハッピーターン」をイメージしたパッケージがかわいらしく、贈答品や引き出物などにも喜ばれそうだ。
パッケージを展示するディスプレイ、右はタカシマヤのマスコット「ローズちゃん」
ここで、既存商品との比較も行っておこう。
コンビニなどで良く見かけるものは、長さ約75mm幅約25mmであった。これに対し、「HAPPY Turn’s」の製品は、長さ63mm幅約29mm(ともに無作為抽出)、若干丸みを帯びたボディーといえる。
しかし最大の特徴は、テイストの元となるパウダーが豊富で、食べている間に味覚の変化が楽しめること。あるときは基本の甘しょっぱさ、またあるときはコアとなるフレーバー。この両者が口の中で交互に行き来する。
見た目も鮮やかな各商品(上)
まるで抹茶の中に入れてそのまま引き上げたような質感
続いて、利用客にも話を伺ってみた。
来店動機としては、「タカシマヤの広告で見た」「たまたま前を通ったら、おもしろそうだったから」「大阪でよく見かけていたが、いつも並んでいて買えなかったので、チャンスとばかりに」など。
また、既存商品については「大人から子どもまで幅広く楽しめるお菓子」、新商品については「オシャレでビックリ」といった感想が、それぞれ多かった。
カマンベールや抹茶に興味津々と、宮下さん
キニナル売れ筋だが、店舗の方によれば、カマンベールが人気とのこと。
それにしても、なぜこのような展開を始めたのだろう。続いて亀田製菓の担当者に、話を伺ってみた。