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元町「ウチキパン」、その人気の秘密とは!?

ココがキニナル!

元町の「ウチキパン」が人気らしいですが、その理由はなんですか?

はまれぽ調査結果!

頑なに守り通している伝統の味と豊富なメニューが、お客さんの心をガッチリ掴んでいるから!

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ライター:河野 哲弥

「ウチキパン」とは元町商店街に存在し、横浜のパン屋さんの中では老舗中の老舗、そして「食パン発祥」のお店。

開業から今に至るまで伝統の味を守り通し、いまだに人気メニューの一つなのだとか。味も評判のようで、遠方からイングランドを目当てに訪れるお客さんもいるのだとか。

ちなみに食パンを主食として食べるのは元来イギリスの食べ方で、一般的に「ブレッド」と言われる箱型のものをスライスして食べます。一方、フランスでは「バゲット(フランスパン)」と呼ばれるパンを、料理と料理の間に箸休めとして「皮」だけちぎって食べます。
 


ウチキパンの食パン「イングランド」


さて、そんな老舗の「ウチキパン」ですが、これだけ長く続いている人気のヒミツとはなんなのでしょうか?
そしておススメ商品は?そんな疑問を解決すべく、我々取材班が現地へ直撃!

また、代表取締役である打木宏さんに、昔から変わらぬ美味しさと人気の秘訣を、発祥の秘密話も交えて伺ってきました。



発祥のヒミツ…それは食パンを販売したのが最初という事



打木社長曰く、日本で最初にパンを焼いたのは、江戸時代中期に長崎の出島に来ていたポルトガル人じゃないだろうか、との事。彼らは自分たちだけで食べており、一般の販売などはしていなかったようです。

横浜開港当時の1862年、イギリス人のロバート・クラークが「ヨコハマ・ベーカリー」を山下町に開業。

ウチキパンの創業者でもある打木彦太郎氏は、ロバート氏の元で修業していました。その後、ロバート氏の引退により、彦太郎氏は1888年(明治21年)に若干24歳で「ヨコハマ・ベーカリー」の暖簾を引継ぐことに。そして同年3月、現在の住所に開業したのです。

それ以来、「家庭に販売する為に焼きはじめた」当時の味を、120年以上も頑なに守り通してきました。だから、正確には「食パン販売の発祥」なのだとか。もっとも、ポルトガル人が焼いていたのはバゲットと思われるので、いわゆる「ブレッド」=「食パン」の発祥でも間違ってないそうです。
 


開業当時からこの地で販売してきた




美味しさのヒミツ…それは「ホップ種」と「サイズ」



そんな「ウチキパン」の人気商品は、もちろん伝統の食パン「イングランド」(330円)。

その美味しさには2つのヒミツがあるようで、1つは、イースト菌を使わずに「ホップ種」で生地を発酵させている事。こうすると出来上がりに時間がかかりますが、その分「旨みエキス」がタップリ滲み出てくるのだとか。

もう1つは、意外な事に「サイズ」でした。

スーパーなどで良く見かける食パンは、実はほとんどがアメリカのサイズなのだそうです。いつのまにか、ベルトコンベアを利用して大量生産する、機械の規格に合わせたものが主流になってしまったのだとか。

もちろん「イングランド」の大きさは、「ホップ種」の生地が最も美味しくなるオリジナルのサイズで、スーパーの食パンよりも1回り大きいのが特徴。
 


120年の歴史が詰まった「イングランド」の型
 

ベルトコンベアに乗せない、手作りの焼き方


早速頂いてみましたが、生地と生地がしっかり手を繋いだ「モッチリ」とした食感が独特。

普段、私達が食べているような食パンの甘さは無く、塩分があって主食で味わえる感じです。
中身はもちろん耳まで美味しい。そしてボリューム感も抜群。

香ばしい風味もあって、是非焼きたてをそのままで味わって欲しいですね。