猫カフェとは、お茶を飲みながらたくさんの猫と遊べる場所。
調査してみると、そんな場所がここ横浜にもあった。

今回は、ドラマ「サザエさん」に出演した猫がいるということで、石川町にある『猫カフェれおん』に行ってみた。
　

猫カフェれおんの入り口
　
　
猫のイラストが描かれた階段を上って2階に店がある
　

猫好きが高じて店を開いた後藤店長

猫と触れ合う人たちの心からの笑顔やリラックスした表情を見て、「人をこんな表情にできる事はすばらしいな」と思ったのが猫カフェオープンの決め手となった。
社会人になって関東近県のいろいろな場所に転勤で住んだ後藤さん。その中で、横浜は魅力的で、「もしなにかはじめるとしたら横浜で」という思いを抱いていたのだと話してくれた。

入店してから猫と遊ぶまでのルールとシステム

猫の種類や数、インテリアなどそれぞれの猫カフェは個性的だが、どこもルールやシステムはほぼ同じ。システムはマンガ喫茶やカラオケ店と同じ時間料金+ドリンク料金で、お得なセットメニューもお店毎にいろいろと用意されているようだ。

ドアを開けて店内に入ったら、靴を脱いで下駄箱に入れる、次に、手を洗って消毒液を手にもみこむ。これは、結膜炎などにかかりやすい猫たちを守るためのルール。人間にとっても手洗いと消毒はいいコトなので必ず行おう（消毒だけの店もある）。
　

まず手を洗って消毒するのがルール

その後、テーブルについて、飲み物や食べ物をオーダー。
ここで何分くらいの滞在を予定しているかを聞かれ、時間料金について説明される。

基本は30分600円+以後10分ごとに200円+ドリンク(ワンオーダー制)。
60分+サラダ付ランチ＆ドリンクで1580円などのお得なコースもあった。

ドリンクや滞在予定時間、セットなどをオーダーしている間にも、ガラス戸の向こうから猫たちがこちらを見ていて、早く猫部屋に行きたい気持ちをぐっと抑えるのが一苦労。

猫と遊んでいて時間を忘れ、予定時間が長くなってきそうだったら、お店のスタッフに声をかければ延長やコース変更もできる。

たいていの猫カフェは猫がいる場所で飲食するのが普通だが、こちらのお店は飲食スペースと猫たちと遊ぶ場所がガラスの扉で仕切られているので、猫がいっぱいいる場所でご飯をたべるのはチョットという人でも安心だ。
　

ガラス戸の向こうが猫ルーム。たくさんの猫たちがこちらを覗いている