新羽にある「和の心遣いが完璧」な日本舞踊を見ながら飲める店に突撃!
ココがキニナル!
新羽駅から徒歩12~3分。日本舞踊?の女性のシルエットに「踊りを見ながら飲める店 正藤」という看板。敷居が高く入れそうにない。どんなお店で、どんなセレブな方が来るの?(オオバさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
日本舞踊・正藤流の師範が経営する居酒屋で、一般の居酒屋と同程度。弟子が無料で踊りを披露し、地元の人が足しげく通う親しみやすいお店!
ライター:コハル
「踊りを見ながら飲める店」「日本舞踊の女性のシルエット」。
この二つのキーワードだけを見ると、舞妓さんの踊りを見ながらお酒を楽しむ京都の“お茶屋さん”のような店を想像してしまう。
当然のことながら、そんな敷居の高い店にはこれまで一度も足を踏み入れたことのない中原。
一人あたり、いったいおいくら万円かかるのだろうか・・・。取材とはいえども、料金を支払うことになったらどうしよう・・・。そんなお金、絶対にはまれぽの経費じゃ落ちないでしょ?
そんな不安を抱きながらも、中原同様「セレブ」という言葉にびびっている、はまれぽ編集部・松山氏と共に突撃取材を敢行!
静かな住宅街の中に佇む洋館の中へ!
投稿によると、目的地は横浜市営地下鉄新羽駅から徒歩12~3分とのこと。東急東横線の綱島駅からバスで行くこともできるらしいが、遅刻を恐れて今回は確実に時間の読める徒歩で向かうことに。
しかし、セレブな常連たちはきっと颯爽とタクシーを使うに違いない・・・。
「本当にこんなところにお店があるのか?」と戸惑いながらも、新羽駅から歩くこと結果、約15分。ひっそり静かな住宅街の中に、ようやく『踊りを見ながら飲める店 遊楽 正藤(ゆうらく・まさふじ)』の看板を発見。
看板発見!
踊りを踊る女性のイラストが
この交差点が目印
ライトアップされた庭がムーディー
入るのには勇気がいりそう・・・
外観は、お店というよりは普通の住宅といった雰囲気。和風のお店を想像していたが、建物自体は洋館である。
「正藤館」と書いてあるし、やっぱり自宅ではなくお店のようです
戸惑いながらドアを開けると、中から従業員と思われる男性の「どうぞー」という声が聞こえる。
玄関は普通のお宅っぽい
中に入ると、目の前に50畳ほどありそうな、ひろ~い座敷が現れる。温泉宿にある宴会場のような雰囲気だ。座敷にはテーブルと椅子が配され、壁には日本舞踊の絵やポスターが飾られている。
店内はこんな感じ。テーブルと座椅子がメイン
椅子席もあります
店内は和洋折衷な感じ
お、これは日本舞踊に使うのか?
ステージ発見! きっとここで踊るに違いない!
「できるだけ空いているうちに取材を」と開店直後に訪れたため、このとき店内にはスーツ姿の男性客が1名だけ。男性は慣れた様子でカラオケを楽しんでいる。
飲み物を運ぶ男性スタッフと親しげに談笑している様子を見ると、おそらく常連さんなのだろう。やはり、京都のお茶屋さんのごとく「一見さんお断り」なのだろうか。
そこに、ちょうど踊りの稽古を終えて店に戻ってきたという店長さんが登場。取材趣旨を説明すると、快諾してくださった。
店長の正藤竜之助(まさふじ・りゅうのすけ)さん。男前です
正直、もっと年配の店長さんを想像していたが、意外にも若い店長さんの登場にちょっと安心。
それでは早速、店長さんにお店のことをいろいろ聞いてみよう。