川崎にある中華料理店「天下一まずい店」の料理は本当にまずいのか?
ココがキニナル!
川崎にある世界一まずい店って本当にまずいんでしょうか?編集長、検証をお願いします!(みやっきさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
川崎で70年! 「天下一いずま」な店・天龍は看板に偽りなく「まずい」の反対「いずま」で美味い店だった!
ライター:細野 誠治
編集長かんさつ日記・番外編!
我らが「はまれぽ.com」の編集長・吉田ご指名のキニナル案件。
ちょっとポッチャリさんで食いしん坊な吉田を「川崎にある世界一まずい店」に突っ込んだら一体、どうなるのか? そして本当に味は・・・まずいんだろーか?
今回は、そんなお話。
今回の主役・吉田
不安もある。編集長・吉田は現在、ダイエット中。そして何より、近く某テレビ局の人気番組の『鋼鉄の魔城』に挑む予定なのだ。
吉田、少しは痩せてきているんだろうか? 某日、川崎にて待ち合わせ。
検証の舞台、最寄りは京急川崎またはJR川崎駅
すると・・・
ピッチピチのパッツパツで登場
体重は86kgをオーバー。「かんさつ日記」を始めて最も重いウェート(痩せてよ!)。
大丈夫だろうか・・・。
看板に“まずい”を掲げる店に直撃!
さて、そんな吉田が今回検証する店はこちら。天龍(てんりゅう)・銀座街店。
駅近の銀座街の角にあります
中華料理、天龍!
看板にばっちり「いずま」
暖簾にもしっかり「いずま」
かなり主張してます、いずま。読む方向が逆だったり、逆さまに表記されていたりするんですね(投稿では「世界一まずい」でしたが、「天下一」でしたね)。
店主の方に聞いてみよう。
代表の谷口嘉隆(よしたか)さん、41歳
お店の三代目主人だという谷口さん。川崎の地で70年営業をしてきた老舗の中華料理店だという。
「元々は銀座で祖父がみそ汁屋をしてたんですよ。で、当時銀座に『天龍』という中華料理屋があって、まかない飯の交換とかをしていたそうなんですよ」
終戦直後の話だそうだ。当時、焼け野原だった日本。そんななか、食べるものを提供していた谷口さんの祖父。
付き合いのあったお店の名前を付け、みそ汁屋さんからタンメンの店へ鞍替えをし、ここ川崎の地で商売を始めたそうだ。そして月日とともにメニューも増え、現在のような中華料理の店になった。
創業から70年。盛況な川崎の老舗だった
では、そろそろ本題を・・・。
どうして看板に「まずい」(正確には、いずま)と書いてあるんでしょう?
「何で、というか・・・。祖父のころに付けたもので。聞いても答えを、はぐらかされてて。「まずい」の逆、だから「うまい」ということじゃない?」
祖父の代から続く「いずま」。当時、斬新だったんじゃないかな
実際、味の方はどうなんだろうか。まずい? それとも、まずいの逆?
食べて確かめるのが一番だが、川崎に5店舗、横浜に1店舗という数字を聞けば言わずもがな・・・ではないかな。
お邪魔した銀座街店。ここがも最も古いお店
銀座街店の隣には「天龍三世」。こぢんまりとした店内
天龍三世の「三世」とは三代目の谷口さんが作ったお店だから。
天龍三世も「いずま」
天龍三世の隣には「持ち帰り専門」の「天龍・餃子店」
餃子店にもしっかりと「いずま」
こちらはゆっくり食事が楽しめる天龍・本館。ここにも「いずま」
天龍・仲見世店 やっぱり「いずま」
そして、はまれぽ編集部のすぐ近く、関内駅のマリナード地下街にも天龍はある。
マリナード店にもばっちり「いずま」
すべての天龍は「いずま」だ。
オススメのメニューはなんだろう? この質問に指折り数えて答えてくれる谷口さん。と、ここで編集長・吉田、ついに喋る。
吉田:「実際に食べてみましょう!」
では、ということで店内に案内されるオレたち(何かオレ、編集長にインタビュー切り上げられてねーか?)。
吉田:「よぉし! 食べるぞぉッ!!」
食欲爆発で荒ぶる編集長・吉田。すげー怖い・・・