「ハマザップ」は結果にコミットすることができるのか? いよいよ、やっと、ついに本気で始動!
ココがキニナル!
編集部・吉田がいっこうに痩せないため今話題沸騰中の「ライザップ」に学び、それを超える「ハマザップ」で結果にコミットできるのか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
GWの楽しい思い出に誘われ、六国峠ハイキングコースへと吉田を誘った大仏だが、季節は確実に変わっていたので引き返し、屋内でしっかり燃焼
ライター:永田 ミナミ
マッチはあれどポンプなし
第1回では、ハマザップ序章としてライザップを見学。第2回では横浜最急坂である瀬谷区相沢4-15の「天竺坂」を駆け上がり、300グラムのステーキを頬張って炭水化物はサラダのクルトンくらいのものという低糖質食を試みた。
驚異のタイムで4本のダッシュと1本の早歩きを見せた吉田
ダイエットをしては元の木阿弥になってしまう「吉田マッチ」がつけた火を消す「ポンプ」にハマザップがなっていればいいのだが、どうもついた火はいまのところ消えてもいなければ、あまり小さくなってもいないような気がして大仏は心配だった。
一部では「ラーメン二郎に行った」という怪情報も囁かれ何とも心配である
美味しいのは分かるけど、新たにマッチを擦るならハマザップ終了後にしておくれ、と願う大仏のもとにまたもや編集部・山岸から、鶏胸肉を頬張って糖質を抑えていると思われる編集長・吉田の写真が送られてきた。
応援することでモチベーションを上げるというライザップでの学びの実践
彼 なりの努力は続いているようでもあるが、これまでの吉田の所業を考えると、夕食後のプラスアルファなのではないかとも思われてきた。人を疑うことを知らな い大仏は慣れない疑念にやきもきし「そろそろ行こうかな」と立ち上がった。吉田をハイキングに誘うことにしたのだった。
待ち合わせた京急金沢文庫駅に着くと、吉田君はあいかわらず忙しそうである
なぜ金沢文庫駅で待ち合わせたかというと、忙しい吉田君にさすがにGWそのままのコースを歩かせるのは、と考えていたときに、鎌倉天園で出会った金沢文庫在住という男性が「ここまでは40分くらい」と話していたのを思い出し、それくらいならちょうどいいかと思ったからである。
「やあ、吉田君」と声をかけようとするとまたもやどこからか電話
この忙しさもこの体型の一因なんだろうなあと思いつつ、電話が終わるのを待っていると、駅前の広場に「潮香る金沢 海のまち 金沢区総合案内サイン」を発見。
お、いろいろと細かく書いてあるぞ。ええと、このへんだから
と探すと「六国峠ハイキングコース」の文字を発見
分かりやすくハイライトしてみるとこんな感じである
今年の梅雨は雨が多く、7月に入って七夕のこの日までの日照時間はわずか102分ばかり。太平洋上には台風が3つならぶという不穏な天候だったが、前日までの予報では何とか曇りで持ちこたえてくれそうだった。
ところが朝、目を覚ますと五月雨が大仏の緑青を濡らしていた。と思えばまた止んだりもするので、ひとまず厨(くりや)に立ち、吉田君のために弁当をこしら えたのだが、この日の覚束(おぼつか)ない天気はどこまでも覚束なく、吉田君の電話が終わり出発するころにはそこそこの粒の雨が降り出していた。
仏頭は防水仕様だが、そのせいで首筋を打つ雨粒の冷たさが際立つことを知る
まあせっかく来たし、逆に覚束なさを頼みにすぐ止むだろうと歩きだした
そうは問屋が卸さない
しかし、降り出した雨は多少の強弱の変化はありながらもなかなか止まない。「雨止まないし、歩くのやだよう」と不平を口にする吉田だったが、筋肉量を褒めると「まあ走るのは全然いいんですよね、ほら」と小粋なジャンプを見せた。
ジャンプして両足をバチンと打ち鳴らす懐かしい少年ジャンプである
やがて住宅地の奥に「谷津浅間神社裏参道」という細道が見てきた
お、ここかな。ちょっと入ってみよう
そして足を踏み込むと、もはや懐かしいあのGWのハイキングコースを彷彿とさせるような鬱蒼とした景色がひろがっていた。
生い茂る木々が雨粒を避けてくれることを知る
さあさ、疲れたふりなんてしてないで進むよ吉田君
と鼓舞したものの本当に裏参道で祠の裏手から入り表参道の階段を降りることに
あ、こっちだったよ吉田君。ごめんごめん