横浜市内で素朴かつ伝統的なパンケーキが食べられる店はどこ?
ココがキニナル!
おいしいパンケーキの食べられるお店が知りたいです。昔ながらの素朴で伝統的なパンケーキを食べられるお店を調査してください。(サムライさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「素朴で伝統的=家庭的」の定義で調査した結果、こだわりのパンケーキが楽しめる3店舗を紹介します。
ライター:小菅 凌
子どものころ、何度母親に作ってくれとねだったことだろう。
ふっくら焼き上げたパンケーキの上に、とろっとろに溶けたバターと甘い香りがする琥珀色のメイプルシロップが乗り、口いっぱいにほおばると顔がほっこりとほころんだものだ。
ふわふわのパンケーキは人々を笑顔にしてくれる
そんなパンケーキだが、質問内容の「素朴で伝統的な」と言われてもいまいちピンとこない。
そこで今回は「素朴で伝統的」=「家庭的」という形で定義し、かつパンケーキの生地にこだわりをもち、美味しいパンケーキを提供してくれるお店をリサーチ。
家庭的だけど、生地にこだわりをもったパンケーキを楽しめるお店を紹介しよう。
素朴な味によって、幼きころを思い出させる。「Natural Food’s Co.」
一店目は、石川町の駅からすぐにある「Natural Food’s Co. (ナチュラルフードカンパニー)」。
店内は花の香りに満ちており、隣接された生花店をガラス越しに見ながらお茶をすることができる。
元町ショッピングの後にちょっと休憩
2009(平成21)年2月に開店したという同店は、フラワーデザイナーのオーナーが「花を身近に感じることができ、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」という思いで立ち上げたという。そんな花の香りに包まれた同店の看板娘である江川さんに話を伺った。
お客さんにも評判の看板娘の江川さん
―パンケーキに対するこだわりは?
生地に入れる塩加減の配合と、焼き加減による食感にはこだわってますね。
外はサクサク、中がふんわり軽く仕上がるようにしています。
人気のプレーンパンケーキ(750円)
一見、普通の家庭で食べられそうなシルエットでありながらも、生地はこだわり抜かれたこのパンケーキ。
焼き加減が抜群で、外はサックサク、中は信じられないくらいふわふわしている。また、少し塩味が効いているので、メイプルシロップをかけずに食べても美味しい。
まさに、子供のころずっと夢見たパンケーキといった一品だ。
アメリカンスタイルなボリューム感が抜群。「ジャンデハックル」
次にお邪魔したのは、山手駅からバスに乗り、バス停三の谷の目の前にある「ジャンデハックル」。ドーム型の店舗は無骨でありながらもお洒落な雰囲気が楽しめ、充実した時間をゆっくりと過ごせる隠れ家的存在だ。
住宅街に佇みながらも、存在感のある無骨な雰囲気
12年前より開店し、夜だけ営業していた同店だが、今年の2月からランチ営業をはじめたという。
そこでランチ担当の勝地さんに話を伺った。
料理に対するこだわりはまさに職人。ランチ担当の勝地さん
―パンケーキに対するこだわりはなんですか?
うちのは生地に全粒粉(小麦を全て粉にしたもの)を使用し、たっぷりのバターミルクが入っているのが特徴です。
それと、添加物も一切使用していないですね。国産本麦でベーキングパウダーも赤ちゃんが食べても影響がないようなものを使っています。
パンケーキランチ(1000円)はボリューム抜群
口当たりはふんわり、中身はもっちりとした食感で、塩味の効いたベーコンとの相性も良い。
もちろんシロップをかけてデザート感覚で食べることもできる。
ボリュームのある同店のパンケーキはアメリカの家庭での食卓を感じさせる一品だ。