青春18きっぷの満喫できる使い道は?
ココがキニナル!
青春18切符が1日分だけ余っています。横浜から電車に乗るとして、満喫できる使い道を教えてください。(ゆきむらさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ご当地グルメを巡る旅で、一日で静岡-山梨-埼玉-東京を満喫できる。鉄道を使った食べ歩きツアーは何とも言えない贅沢を味わえるのでオススメ。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
青春18きっぷとは
「青春18きっぷ」とは、1枚(2,300円の1日券×5回分)11,500円でJR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR西日本宮島フェリーに1日乗り放題となる切符のこと。
夏期の販売期間は8月31日まで、利用期間は9月10日までという限定切符だ。
ちなみに青春18きっぷという名前から年齢制限があると思っている人がいるようだが、老若男女誰でも利用できるので安心してもらいたい。
チケットショップでも販売されている
そんな青春18きっぷを利用して、横浜駅から最大限に楽しむことを考える。考えられる使い道はたくさんあるのだが、今回は神奈川近辺のご当地グルメを巡る旅を紹介しようと思う。
B級グルメの大会が開かれるなど、ご当地グルメの存在価値が高まっている昨今。休みを利用して、様々な土地の味に触れてみるのも良いのではないだろうか。
早朝の横浜駅、青春18きっぷを握りしめたワカバヤシは一日ご当地グルメ旅に出発した。
横浜駅から静岡県へ
早朝6時の横浜駅
神奈川近辺のご当地グルメを巡るにあたり、出発点である横浜でまず口にしたのがこれ。
崎陽軒のシウマイ15個入り(550円)
朝ご飯に15個のシウマイ・・・。少々胃もたれを感じそうになったが、やはりそこは崎陽軒。
通勤ラッシュの人ごみに混じり、非常に美味しく完食させていただいた。
横浜駅6時36分発 熱海行きの電車に乗る
朝食のシウマイを食べ終え、東海道線の下り電車に乗車。熱海で静岡行きの電車に乗り継ぐ。その後、身延(みのぶ)線に乗り換えて、たどり着いたのは静岡県富士宮駅。
9時31分 富士宮駅に到着。晴れていれば富士山がきれいに見える駅
富士宮と言えば、「富士宮やきそば」が有名だ。
B級グルメの大会B-1グランプリでも優勝経験があり、テレビや雑誌にも頻繁に登場する。
そんな富士宮やきそばを堪能すべく、街に出てみるがほとんどのお店が準備中。
それもそのはず、時刻はまだ朝の10時前・・・
街を散策していると、営業している喫茶店を見つけた。
見つけたのは「珈琲館」という喫茶店
扉を開け、富士宮やきそばはありますか? と尋ねると、「はい、ありますよ」と女性の店員さんが答えてくれる。ならば! と、すぐに作ってもらうことに。
四角いお皿に乗って出てきた(¥580)
富士宮やきそばは麺のコシが違う。
それは、冷やし油で麺をコーティングしているからだそうで、この歯ごたえはここでしか味わえない。
カラっと香ばしい歯ごたえが独特
カツオ節にたまごとノリというシンプルなトッピングだが、病み付きになるのがわかる。やきそば特有のしつこさがなく、いつまででも食べていられるのだ。
値段も安いので、おかわり! と言いたいところだったが、10時40分発の電車に乗らないとその後2時間半も待たされる大惨事になるので、早々に店を後にした。