1954（昭和29）年に映画会社東宝が公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』。「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれ、日本全土を破壊し、人々を恐怖のどん底に陥れた。

ゴジラはフィクションながら、実際の建物を破壊する特撮映画。ゴジラに破壊された建物は、業績が上がるというジンクスもあるくらい、破壊されたいという人たちもいるようだ。

今回は、『ゴジラ』作品に登場した横浜の舞台をご紹介します。

第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』1964（昭和39）年公開

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日本各地を荒らしまわるキングギドラに対抗するため、海から現れたゴジラは横浜に上陸し、富士山の裾野へと向かう。熊本・阿蘇山から復活したラドン（翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣）は、ゴジラを追うように横浜から富士へ。
ゴジラとラドンはモスラの説得を受け、地球の平和を守るため、ゴジラ・ラドン・モスラの三大怪獣はキングギドラを相手に地球最大の決戦に挑む。

横浜マリンタワー（中区山下町）
　

キングギドラに破壊された（イメージ図）

横浜に飛来したキングギドラの引力光線によって、マリンタワーが倒壊する。

第7作『ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘』1966（昭和41）年公開

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「レッチ島」の近海に潜んでいるエビラ（巨大なエビの怪獣）とゴジラが、海を舞台に激闘する。レッチ島には秘密結社の軍事基地があり、そこで働かされている人々を救出すべく、「インファント島」からモスラが飛来する。

葉山海岸（三浦郡葉山町）

　

葉山の海岸からヨットで出発した（イメージ図）
　

本作の主人公・吉村（宝田明）たちを乗せて葉山からヨットで出発する。エビラの巨大なハサミにより南海の孤島・レッチ島へ漂着する。