「横浜で一番のハロウィーン」とうたう「野毛ハロウィン2015」はどんなイベント?
ココがキニナル!
今年も野毛ハロウィンがやるみたいだが、この主催者の「野毛未来研究所」って何?聞くところによると野毛の若い店主が連合してやっているそう。今年の予定とかも取材を!(けるぼさん)
はまれぽ調査結果!
今年の野毛ハロウィンは121店舗が参加、10月30日(金)、31日(土)に開催予定。「野毛未来研究所」は野毛の若手飲食店経営者らで構成されていた
ライター:田中 大輔
ここ数年、日本でもすっかりおなじみとなった秋のイベント、ハロウィーン。
思い思いのコスチュームに身を包み、パレードなどの行事に参加して楽しむ人も増えてきている。
横浜市内や神奈川県内でも、いくつもハロウィーンイベントが開催されているが、その中でも「横浜で一番のハロウィーン」を掲げ気合いを込めているのが「野毛ハロウィン」だ。
10月30日(金)、31日(土)をメインに、10月16日(金)から野毛の商店街を中心に開催される一大イベントについて、開催前に紹介しよう。
野毛ハロウィン作戦会議
元々は野毛で飲食店を営む人が自主的に始めたことに端を発する「野毛ハロウィン」。組織立って開催されるようになってからは、2015(平成27)年が4回目となる。
イベント中は店員さんも大変身!(写真は2011〈平成23〉年)
主催しているのは、飲食店経営者らで構成された「野毛未来研究所」だ。
2010(平成22)年ごろに、若手経営者を中心に5店舗が集まって結成されたグループで、これまでに8店舗が加わり、今では13店舗の大所帯になってきている。
「野毛ハロウィン」開催まで1ヶ月を切り、いよいよ準備も加速。取材に訪れたこの日も、“研究所”加盟店の「BASIL(バジル)」で作戦会議。メンバーが膝を突き合わせ、1時間半に渡って打ち合わせが行われた。
ハロウィーンに向けて、みっちりと会議
リーダーを務めるのは、バー「Papa John(パパジョン)」のマスター、島村研一(しまむら・けんいち)さんだ。
島村さんは「結成したのは、野毛がテレビなど紹介されて注目されるようになった少し前。野毛の活性化を目指してできたグループです」と話す。
「野毛未来研究所」という、まるでハイテク機器でも開発していそうなネーミングは、「“○○組合”みたいなのじゃなくて、今までにないような名前にしようと思って決めました」と笑いながら。
リーダーの島村さん。今年のポスターを持って
当初は「いったい何やってる人たち?」と聞かれることも多かったそうだ。
しかし、野毛ハロウィンの主催者ということで、イベントが盛り上がるにつれて“研究所”の知名度もアップ。今では野毛の街で存在感を示している。
ハロウィーン以外に、新年の鏡開きなどを催したこともあるそうだ。