9年間ありがとう! マリノスタウン最後の日、ファン感謝イベントの様子をレポート!
ココがキニナル!
移転が決まっているマリノスタウン最後のイベントの様子がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
普段は決して入れないクラブハウス見学やピッチに立てる貴重な最後のイベントに7000人超が参加。新たな練習場には期待の反面不安という声も
ライター:田中 大輔
2007(平成19)年のオープン以来、横浜F・マリノスの練習拠点として、またサポーターとの交流の場として機能してきた、横浜市西区みなとみらいのマリノスタウンがその歴史に幕を閉じることとなった。跡地利用は未定。
土地を所有する横浜市との契約が2016年5月に満了となることを受け、クラブは本拠地である日産スタジアム近くにその拠点を移すことを決めた。そのため、マリノスタウンは2015年12月から順次、その機能を停止することとなったのだ。
移転が決まったマリノスタウン
長年、選手を含むクラブ関係者やファンに愛されてきたマリノスタウンを離れるに当たり、2015(平成27)年12月6日(日)、施設を一般開放するイベント「NISSAN presents ありがとうマリノスタウン OPEN DAY」が開催された。
グッズ? 見学? それともプレー?
クラブハウスや4面のグラウンド、2000席を超える観覧席、クラブのオフィシャルショップなど、さまざまな機能が詰め込まれたマリノスタウン。
当日は、およそ4万5600平方メートルの広大な敷地に集まった7230人のサポーターがマリノスタウンを満喫し、また別れを惜しんだ。
開場時刻の午前10時を迎えると、チームマスコットのマリノス君、マリノスケに迎えられながら入場した来場者は、広い敷地の中で行われているお目当てのブースへと足を運んだ。
楽しい1日のはじまりはじまり
中でも人気だったのが、「ありがとうマリノスタウングッズ」の販売ブース。
マリノスタウンの芝付きファイル(2160円)やピンバッジ(2個セット、864円)、マグカップ(1404円)などの特別なグッズが並ぶとあって、ブース前には長蛇の列が。
カメラの後方には長~い列ができていた
お昼前には100人は優に超えるほどの列となり、売る側のスタッフもてんてこ舞いの様子だった。
また、F・マリノスのコーチ陣を相手にサッカー体験ができる「サッカーコーナー」も、子どもを中心に人気。PK対決やミニゲームなど、寒さに負けない少年少女が元気いっぱいにボールを蹴っていた。
男の子も女の子も関係なく、ボールは友達!
同じPKでも、横浜信用金庫ブースの方はちょっと違う。
なにが違うかと言うと、こちらは有料(100円で2球)でPKに挑戦し、パネルに当ててビンゴの要領でゴールを決めれば賞品がもらえるという寸法。記念グッズ目指して、本気のシュートが乱れて飛んだようだ。
賞品目指して、ナイスシュート!
ほかにも、通路沿いのガラスにメッセージを書き込めるコーナーや、展示されたチームバスの中を見学できるコーナーなども。
マリノスタウンへの感謝を込めて、メッセージが書き込まれた
こちらは、普段は見ることのできないチームバスの中
F・マリノスサポーターなら誰もが体験したくなるようなイベントが盛りだくさんだった。