相模大野の「新三陽」でデカ盛り4合チャーハンに挑戦!
ココがキニナル!
相模大野駅近くにランチがお得の新三陽という老舗中華屋さんがあります。普通盛りでも食べきれない量の美味いチャーハンを出すらしいので、ここはぜひ大盛りをチャレンジしてみてください(tkrtntさん)
はまれぽ調査結果!
リーズナブルにお腹いっぱい食べられる、50年の歴史を持つ「新三陽」。大盛り4合のチャーハンを美味しく完食!
ライター:はまれぽ編集部
6月某日、編集部・山岸が「お腹空いてない?」と突然聞いてきた。
入社早々大食いチャレンジの洗礼を受けて察しが良くなってきた編集部・関本は「私は大食い担当ではないので・・・」と言葉を濁したが、山岸の「チャーハンが美味しいらしいんだけど」という追撃を受け、気付けば小田急線相模大野駅に立っていた。
大盛りを求めて初・小田急線相模大野駅!
ランチと大盛りが魅力の新三陽へ
お目当ての「新三陽」は相模大野駅から徒歩10分
県道51号線を座間市の方面へ進んで行くと右手にお店が見えてくる。
こぢんまりとした外観
店外のメニュー、定食が500円とワンコイン!
「ランチがお得」、お腹を空かせた老若男女が踊り喜ぶフレーズではないだろうか。欲望のまま食べるとランチで2000円近くなってしまう関本にとって、定食を2つ食べたとしても1000円で済むのは大変ありがたい。
店外でメニューに悩んでいると「はいはいどうぞ、いらっしゃい」と、店主の髙田徳太郎(たかだ・とくたろう)さんが招き入れてくれた。
「ゆっくりしてって」と髙田さん
はつらつとお話してくださる髙田さんだが、実は料理人歴65年の、御年80歳! 東京都文京区の「新三陽 後楽園店」で修業をし、こちらの「新三陽」を1951(昭和26)年ごろにオープンしたそうだ。
店内はテーブル5つと
カウンター席5席。ひとりでも大盛りに集中できる環境
「昔からの常連が多いけど、北里大学の剣道部が代々40年以上通ってるから、新しい顔もよく見るよ。彼らよく食べるからさ、昔は多いときなんて1日に米1俵(60キロ、400合)は出ていたね」と笑う髙田さん。
14~5年前に建て替えで客席が半分に縮小され、一度に多くの来店に対応できなくなったそうで、昔に比べ「大盛り」が出る量は半分以下に減ったという。
「機械が力仕事をしてくれるようになって、たくさん食べる人が減ったから、時代だよね。でも、きょうの夜も大学の子たちがくるから、お米は10kgぐらい炊くよ。お店が狭くなっちゃったからね、今は2回に分けて来てくれるよ」
学生時代に通っていた気分になるような、懐かしい空気を感じる
髙田さんに学生人気が高いメニューを訪ねると、「ランチとね、量が多いもの」とシンプルな答えが返ってきた。ランチは500円と600円の定食があり、メニューは・・・
シューマイ、ハムエッグ、鳥カツ・・・どれもキニナります!
どれを頼もうかと悩む山岸を横目に、お目当てのチャーハンを探す関本。普通盛りのチャーハンは、ランチの定食と同じく500円だ。
中華料理店らしい、ベーシックなラインアップ
ご飯ものの大盛りはプラス400円。今回は投稿通り、関本は「チャーハンの大盛り(900円)」を、山岸は迷いに迷って「シューマイ定食(500円)を注文。
「大盛りね、ちょっと待っててね」と髙田さんが厨房に消えていく。若々しい髙田さんだが、現在80歳で、細身のお身体。かなりの量であろう米を中華鍋で扱い、熟練の技で大盛りチャーハンへと仕立てるシーン、ぜひ見せていただきたい! と、今回は特別に料理シーンを撮影させてもらった。
中華鍋をカンカンに熱して油を回し
卵をサーッと炒め
炊飯器からお椀へご飯を山盛りよそいます
おわん6杯分のご飯を中華鍋に投入
お椀1杯分は、街の定食屋さんで出される大盛りご飯ぐらいある。「さすがに4杯分程度だろう」と料理風景を眺めていたが、予想を超えた量のご飯を中華鍋へ投入する髙田さんを見ていろいろ心配になる。鍋を返すときに手首を痛めてしまいそうだし、自分の胃も心配だ。
そんな素人考えをよそに
まさに熟練の技! 卵にコーティングされたお米が踊る!
鍋を返すたびに良い匂いが漂ってくる
量に不安を覚えつつも良い匂いに期待が高まる。「もう少しでできるから、後は席で待ってて」と髙田さんに言われ、客席で今か今かとチャーハンを待ち構えることに。